雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

フルサイズでは初ショット、M100付近の銀河たち

2021年03月14日 | 天体写真(系外銀河)
先月2月二夜目、20日の早朝に撮った画像がまだ残っていました。

M100銀河 付近  (かみのけ座)  
M100(NGC4321)[右中]:距離 6,000万光年 視等級 9.4等級  視直径 7.2’×5.6’ 渦巻銀河(活動銀河核) 
( 画像クリックで 当ブログ最大サイズで表示します )
( ほぼノートリミング 上方向が 北 になります )
撮影DATA : 2021/ 2/ 20 01:52’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 10分 × 17枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・ディザリング撮影ステライメージ9(画像処理)
この領域 もし過去に撮っていたら重ねようと思って調べたのですが、
5年も前で しかも短焦点のR200SS鏡筒だったのであきらめました。
フルサイズカメラで撮ったのは今回が初めてですが、写野が広い分ちょっと寂しい構図。

しかたないので等倍画像で切り出したM100銀河のクローズアップです。
( なんて覚えやすい NGC No.でしょう )
夕方 上弦の月の撮影で大気のゆらぎが大きい事はわかっていたのですが、
3時間余りの露光しているのに処理画像はちょっと期待外れでした。

前回記事でディザリングの効果について検証しましたが、
このM100銀河付近でもディザリングをかけて撮影していますので検証してみました。

◆画像(10分露光17枚)をそのままコンポジット(重ね合わせ)↓
ディザリングで星像は拡散していますが、画素は同じ位置で重ね合わせているためザラザラ

◆画像(10分露光17枚)を星像の位置を基準にコンポジット ↓
ディザリングで ずれた分が補正されて重ねられるため、背景がなめらかになっています

恒例の『ただいま撮影中』ショットです。 ↓
( 画像クリックで星座名が表示されます )
 2時45分ころ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×4枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

2月は2夜撮影できましたが、日本海側の冬の天気はそんなもんです。

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年が明けてからVC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)で
撮影してきたのですが、フルサイズカメラで春の系外銀河を狙うには
レデューサーなしのVC200L(fl=1,800mm)で撮るべきでしょう。

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