雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

Cooled 60Dの再登場で、”ポチッ” を踏みとどまれるか?

2021年11月03日 | 機材
最近 Color CMOSカメラが脚光を浴びているようですが、
先日 ”けむけむ” さん からいただいたコメントがきっかけで
わたしも俄然興味がわいてきました。
目にとまった機種 ↓

要は撮れない日々が続くと、つい ”ポチッ” の誘惑が という典型ですが・・
フルサイズのEOS6D(HKIR改造)を使い始めて早3年余り、
最近は”貯光”と称して同じ対象を数年がかりで撮り続けようという落ち着きも出てきた中で
なぜ ?"

EOS6D(HKIR改造) については使い始めて数か月間たったころに
それまで使っていたAPS-Cサイズの Cooled60D と比較検証を行っています。
2018/11/25  フルサイズ(EOS6D) vs APS-C(Cooled 60D) Part1
2018/11/28  画素数 と ピクセルサイズ (フルサイズ vs APS-C Part 2) 
2018/12/ 1  続・画素数 と ピクセルサイズ (フルサイズ vs APS-C Part 3) 

これらの検証結果を見ると フルサイズの EOS6Dメリットとしては
写野が広く一度に広範囲が写せる
CCD画素サイズが大きいためノイズに強く、より高感度で使える
というものでしたが
反面 それがそのままディメリットにもなるという検証結果が出ています。
× 多くある見かけの小さな対象が 更に小さく写ってしまう
× 画素が大きいため解像度が低下する

事実、EOS6Dを使い始めてからは見かけの小さめの撮影対象は避けるようになりました。

そこで画素サイズが小さく、より高性能に進化したCMOSカメラに興味がわいたというわけです。
さらに私にとっては今やなくてはならないステラショット2が、
いまではColor CMOSカメラにも対応できるようになったことも大きな要因です。

これがもし10年前なら衝動的に”ポチ”ッしていたかも知れませんが、
あと何年徹夜で撮影できるか? という歳になりましたので、そこは冷静に検討しました。

この機種(ASI 2600MC Pro)は必要な付属物を購入すると約30万円。
晴れない日本海側で年に15夜撮れて、あと5年は頑張るとすると・・
一夜当たり4千円の減価償却費となります。
私の場合『庭撮り』なので 遠征のための費用は0円ですが、
趣味とは言え もったいなくない

そこで 3年半ものあいだ、機材を収容している衣装ケースの隅で忘れられた存在のCooled60Dを思い出しました。

購入したのは今から9年余り前の2012年の七夕の日

このカメラは購入してじきに冷却による結露が原因と思われるトラブルが発生し、
2回ほど購入元に送ったのですが根本的な解決とならなかったため、
乾燥空気を送り込む『乾囲送兵衛』なるものを手作りして対処してきました。
しかしながらその後もカメラ電源が入らなくなるなどの不具合が何度も発生し、
最後にはカメラモニタも表示されなくなる事態に。
それでも、冬は冷却をオフにして使うなどして約6年間使いました。

一度高まったColor CMOSカメラへの ”ポチッ” 熱を冷ます意味でも
この忘れられたCooled60Dの再評価を行うことは無駄ではないと考えました。

文字数が多く、この辺が限界かと思いますので この続きは
次回
続・Cooled 60Dの再登場で、”ポチッ” を踏みとどまれるか?

(注)求めているのは EOS6D に代るカメラという事ではではありません。
6Dが苦手な見かけの小さな対象を引き受けてくれるカメラという事です。


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<お詫び>
記事をまだ書き始めた時点でうっかり ”公開” してしまいました。
さっそく訪問してくださった方には ご迷惑をおかけしました。

もう新月期なのに日本海側は雨模様の天気が続いています。
そのせいもあってこんな記事を書いて気を紛らわしています。

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コメント (4)
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