雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

続・Cooled 60Dの再登場で、”ポチッ” を踏みとどまれるか?

2021年11月08日 | 機材
この記事は、前回の 「Cooled 60Dの再登場で、”ポチッ” を踏みとどまれるか?」
の 続きになります。

Cooled 60D は2018年 6月にフルサイズのEOS 6D (HKIR改造)を購入したことにより
現役を退いたのですが、それ以前からいくつかの問題を抱えていました。
.冷却によるトラブルリスクへの対処(対策用ツール「乾囲送兵衛」の扱い)
.画像右下に出る線くずと思われる影への対処・・・・・・・・・・
.5年前から表示されなくなったカメラ液晶モニタ・・・・・・・・

再登場できるかどうかの決め手はなのですが、
➁ ③については今回 新たな発見がありました。
.ずっと悩まされ続けた線くずの影が消えていた・・・・・・・・・・
6Dを購入する2か月前に作成したフラット画像ですが、4月19日のフラットには影が写っていません
4月19日以降に撮った2夜の元画像にも影が写っていないことが今回わかりました。
(購入してまもなく2度目のメーカ送りから戻った以降に、影が写るようになったと思いますが、
当初はレンズの汚れや一時的なゴミと思い、改造元に対処してもらう機会を失いました)

.カメラモニタが5年半ぶりに表示・・・・・・・・・・
何年かぶりにバッテリーを充電して電源オンしたCooled60Dに、
日時登録をするためEOS Utilityを接続したところ、カメラモニタが表示できました。
接続を外してもカメラモニタの表示・操作はできるのですが、
一度カメラの電源を落とすと、再び無反応になってしまいます。
冷却が原因のハードのトラブルと思っていたのですが、ソフトの問題のようです。

という事で、➁ ③の問題はとりあえず解決したので

そこでやっぱり本命の ➀.冷却によるトラブルリスクへの対処
ということになるわけです。

Cooled 60Dの再登板には欠かせない『乾囲送兵衛(改Ⅱ)』一式をなんとかさがし出して、
3年余りですっかり湿ったナニワゲル(乾燥剤)をフライパンで・・
ガスコンロの強火10分ほどで濃い青色に変わりました。
( 何度も強火で乾燥を繰り返しても粒が粉になるような事はないようです )

これをつめれば『乾囲送兵衛』の”送出” 部 準備完了
熱帯魚用ポンプから送り出せれた空気は乾燥剤の中へ、押し出された乾いた空気はチューブで『乾囲送兵衛』の包括部に送られます

続いて 問題点を洗い出すために、実戦に近い状態で現状把握を行います。
冷却用、「乾囲送兵衛」用のコード・チューブ類が追加となり ごちゃごちゃ

ちょっと見にくいですが『乾囲送兵衛』の”包括” 部 になります  ↓
CCDの温度はデジタル表示されるのですが、湿度については袋内にアナログ湿度計を入れました ↑

5日午後から2時間ほどかけて冷却と除湿の能力の検証を行ったのですが、
その検証結果と判明した課題、およびその対策については
次回以降の記事で。

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昨日は「上越清里 星のふるさと館」で開催中の星の文化祭に行ってきました。
コロナのせいか今年は出品が少なかったようですが、
私も出品していましたので 機会をみて紹介したいと思います。

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コメント (2)
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