雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-13 M57 リング星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年05月25日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
昨夜が下弦の月だったので もう月明かりは気にしなくて良いのですが
昼間は快晴なのに夜になると薄雲に覆われ、翌朝はまた快晴と言う天気が続いています。
そこで今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-13 M57 リング星雲 2300 光年 
M57(NGC 6720):種別 惑星状星雲 明るさ 9.3等級 見かけの大きさ 1.4×1.0分角 星座 こと座
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こと座にあるリング状の特徴的な姿をした惑星状星雲です。
見かけの大きさはとても小さいのですが、小口径の望遠鏡でもリング状に見ることができます。

この星雲は有名な天体のため、天体写真を再開した当初から狙っていましたが、
長焦点の反射望遠鏡の撮影でもリングは写るものの
更に星雲の細部を写すためにはエクステンダーで拡大する必要がありました。
楕円のリングの中心にはこの星雲を作って白色矮星となった星がなんとか確認できます ↑

この星雲の外周部には過去に数度にわたってガスを噴出したさざ波のような構造が広がっています。
それを写そうと露光時間を多めにした画像では ・・・
2014/ 7/20 Vixen R200SS + 純正エクステンダー+ canonx2.0(合成fl=3000㎜ F15) 5分×16枚 ISO1600 Cooled60D(冷却+4℃)
赤外線での撮影でないせいか確認できません、かわりに遠方の渦巻銀河がかすかに写っていました。

リングの存在だけならエクステンダーなしの短焦点反射望遠鏡でも写すことは可能です。 ↓
2009/ 5/30 Vixen R200SS +コマコレクター3(合成fl=800㎜ F4) 30秒×4枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2)

リング星雲の「只今撮影中」ショットです。 ↓
( 枠内が上の画像の撮影範囲になります )
2018/ 9/ 3 Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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我が家の裏庭では太陽の光を浴びて”勝手連”の花たちがにぎやかに咲き出しました。
今 元気なのが マーガレット と アヤメ です

「片手間野菜」たちも元気に育っています。
スイカ が育ってきたのでワラをしいてやりました(ワラはしめ縄の再利用)

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