雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外 番外-1 きりん座 IC342銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年12月20日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
手持ちの『大宇宙SCALE(誠文堂新光社)では前回記事に掲載のM33の次には
距離1070万光年のちょうこくしつ座のNGC253になるのですが、
今回はその手前にある渦巻銀河 きりん座のIC342 を番外で掲載しました。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


Ⅲ 銀河系外
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番外-1 IC342 700万 光年 
NGC 598:種別 渦巻銀河 明るさ 9.1等級 見かけの大きさ 21.4×20.9分角 星座 きりん座
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渦巻銀河IC342はその明るさ及び見かけの大きさからすればもっと名が知られていたはずですが、
わたしがこの銀河の存在を写真集『FAR OUT』で知って
初撮影したのは2015年になってからでした。

(注)過去の記事で掲載した画像では距離を1070万光年としていましたが、『FAR OUT』及び Wikipedia の説明文から700万光年に変更

画像処理でこの銀河の形が見えてきた時、正直言ってここまで写るとは思っていませんでした。
私たちの天の川銀河が所属する局所銀河群の外ではあるが、それでも近傍といえるこの銀河は
天の川銀河赤道近くに位置していることから塵が邪魔をして観測や撮影が困難でした。
天の川銀河の中心方向ではありませんが、銀河面から10.5度しか離れていません
( ステラナビゲータ11を 銀系表示して作成 )
)同じ銀河面に近いはくちょう座の星雲などがくっきり見えるのは、天の川銀河内の地球に近い側にあるからです

上の画像を撮影した2年後、より長焦点の反射鏡筒でクローズアップ撮影したものです。 ↓
この画像では銀河内の赤い星雲や、その前景に散りばめられた天の川銀河内の星々が写っています

更に翌年に、フルサイズカメラで撮った画像です。 ↓

上の画像を撮影していたときの『只今撮影中ショット』になります。 ↓
( 四角枠は上の画像の撮影範囲です )
2018年11月 4日am Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

次回からは 1000万光年より遠い系外銀河になります。

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この冬一番の寒波で新潟県では新潟市(下越)や柏崎市(中越)で大雪となっています。
新潟市在住の末娘は昨日 会社から帰るのに電車もバスも止まっていて
暗い雪道を90分も歩いて帰ったそうです。
新潟市は県内でも佐渡のおかげで雪が少ない地域なのですが、
今回はいつもは雪が多い上越市より積雪が多かったようです。

昨日は上越市の我が家の積雪は30㎝前後で済んだのですが、夜中に除雪車が初出動しました


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コメント (2)
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