雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系番外-4 ばら星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年12月02日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
雪国越後につき12月に入っていよいよ星空が縁遠いものになってきました。
そこで約3ヶ月ぶりにこのシリーズを再開することで 当ブログの冬眠を避けたいと思います。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


今回は3ヶ月前からの継続で 天の川銀河 番外編の4番目 いっかくじゅう座の ばら星雲 になります。
Ⅱ 銀河系
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番外-4 ばら星雲 5500 光年 
種別 散光星雲 明るさ - 見かけの大きさ 80×60分角 星座 いっかくじゅう座
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ばら星雲の見かけの大きさは満月5個分を上回るとても大きな星雲ですが、
眼では感じにくいHα線の成分が強いため肉眼では見ることはできません。
しかしながら写真では目が覚めるような大輪の赤いバラが冬空に浮かび上がります。
( デジ一眼では 肉眼に合わせるためにHα線をカットするフィルターが取り付けられているのですが
このフィルターを取り外した改造済みカメラを使用する事で赤い星雲が写りやすくなります )

たしかに 一見すると名前どおりに華やかなバラの花なのですが、しばらく見つめていると・・・
おぞましいド〇ロの顔に見えてきませんか?

上の画像撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 四角枠は最初に掲載した画像の撮影範囲です )
2021年 1月21日 0時52分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
冬の星座オリオンより遅めに南中してくるため、自宅での撮影は年が明けてからになります。
その時期に晴れる事は稀ですが、撮影には裏口の除雪がまず必要になります。

今年の冬は未撮影のばら星雲ですが、以前に鏡筒・カメラを変えて撮った画像もお見せします。

ばら星雲 は複数のNGC№を持つ星雲・星団で構成されていますが、NGC2244は星雲中心部の散開星団を示します

すじ状に見える暗黒帯はガスの濃い分で、ここから星が誕生してきます。
ばら星雲中心部の空洞に見える部分は 新しく誕生した星たちの恒星風が作り出したものです。

次回で 銀河系 番外編は 終了する予定です。


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今朝4時からのワールドカップ スペイン戦、応援する予定でしたが
家内の「2対1で勝ったよ!」の声で起こされました。
正直言って勝てるとは思わなかった。ブラボー!!

急に冷えてきて12時にはみぞれが積もりました
マズイ、暖かい日が続いていたのでまだタイヤ交換が終わってない!


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