雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外 番外-2 きりん座 NGC2403>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年12月24日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
この銀河系外シリーズが1000万光年を越えるので ブログ用に新たな系外銀河Mapを作成していたところ、
1000万光年以内で『大宇宙SCALE(誠文堂新光社)には掲載されていない
明るめの渦巻銀河をもう一つ忘れていたことに気づきました。
前回掲載したIC342と同じ きりん座の渦巻き銀河で、距離は100万光年遠い800万光年。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


Ⅲ 銀河系外
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番外-2 NGC2403 800万 光年 
種別 渦巻銀河 明るさ 8.9等級 見かけの大きさ 21.9 × 12.3分角 星座 きりん座
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距離や位置方向は前回のIC342に近いため同じグループかと思ったのですが、さらに遠いM81銀河団の一員とのこと。

NGC2403の渦巻きの腕はもやもやと不明瞭なのですが、
その明るさ及び見かけの大きさと、北天で撮影しやすい事からこれまで10回ほど撮影してきた銀河です。
これ以前にも撮影しているのですが なぜがガイドが暴れて、やっとまともに撮れた画像です

この銀河は手持ちの すばる望遠鏡天体画像集宇宙へのまなざし国立天文台編 にも登場しています。
写真集のP108・P109に掲載されている すばる望遠鏡で撮影されたNGC2403画像

私が昨年(2021年)撮った 最も新しい NGC2403の画像になります。↓
四角枠は 上のすばる望遠鏡画像の範囲をあらわしています ( 上が 北の方角  )
撮影DATA : 2021/ 11/30 02:59’~  Vixen VC200Lmm(+ レデユーサーHD 合成 fl= 1386mm F6.9)
露出 20分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 Cooled60D (冷却オフ)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

上の画像を撮影したときの『只今撮影中ショット』になります。 ↓
( 四角枠は上の画像の撮影範囲です )
2021年11月 30日 3時25分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

次回は、いよいよ1000万光年を越えることができるか?

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前回の大寒波は新潟県内の一部地域にいまだ停電継続中の爪痕を残しています。
さいわい毎年雪の多いわが上越地域では小雪でした。
その分 これから来るX’mas寒波にビクビクしていたのですが、
今朝4時過ぎの暗いうちから除雪車のやって来る音が・・
明るくなって 恐る恐るみたところ雪国には恥ずかしい( ? )ほどの積雪でした。
( 恥ずかしいので積雪の写真は省略します )


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