雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

黒眼(ブラックアイ)銀河M64(かみのけ座)

2022年04月18日 | 天体写真(系外銀河)
8日 夜(正確には9日早朝)に撮った 通称 黒眼(ブラックアイ)銀河です。
これで撮影済の画像ストックはなくなりました。

M 64  黒眼(ブラックアイ)銀河 (かみのけ座)  
M64(NGC4826): 距離 1,900万光年 視等級 8.5 等級  視直径 6.8’× 3.9’ 渦巻銀河 
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( 上が北の方角になります )

撮影DATA : 2022/ 4/ 9 01:34’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 20分 × 枚 + 分 × 枚  ISO 3200 LPS-D1 Cooled 60D (冷却オフ CCD +7 ℃前後)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

黒眼 銀河 ”というニックネームは銀河中心核の手前側にはっきりとした暗黒帯が見られる事から付けられました。
( 上の画像では銀河中心部の上側にまぶたのように見えています )

この銀河を前回撮影したのはフルサイズカメラで2020年3月にレデューサーなしの長焦点で撮影しています。 ↓

* 記載されている天体のデータは、その時点で調べたWikipediaなどを元に記載しています

恒例の「只今撮影中ショット」になります。 ↓
4月 9日 2時37分~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

まだ満月を過ぎたばかりなのでしばらくは「春の銀河」や「夏の星雲」の撮影ができません。
また 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でも再開しようかな と考えています。

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先週末から千葉の孫娘が遊びにきています。
できるだけテレビニュースの戦争の場面は見せないようにしていたら
わたしの ”ウクライナ侵略うつ” も少し遠ざかりました。
きびしい世界の現実から目をそらすわけではないのですが・・

孫娘といった近くの公園の裏山でイカリソウがたくさん咲いていました

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (いっさ)
2022-04-20 23:33:55
雲上さんお久しぶりですね。
いまNGC2841撮影中です。黒目銀は日本人の瞳の銀河で個性がありこれに代わる銀河は見当たりませんね。
最近先輩がある事情で撮影ができなくなりTOA130?とEM200をいただき器材に振り回れています。いつまで自分も撮影できるか横切りますが先のことは神のみですね。日本は平和で撮影できることは出来ばえを越えありがたいことですね。
返信する
細く永く・・ (雲上(くもがみ))
2022-04-21 10:53:47
いっささん こんにちは。
昨夜はまだ満月期で月の出が早かったので 星は見えていたのですが撮影はお休みしました。
そんな中で頑張って撮影されていたんですね。
TOA130"?"+ EM200って、すごいじゃないですか!!
あとは天気と体力(気力も)ですね。
お互いに「庭撮り」のメリットを生かして細く永く頑張りますか。
返信する

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