このブログを見ていただいておられる人の中には、
「天体写真集」 を何冊かお持ちの方もおられるのでは
ありませんか?
私の最初の天体写真集は、天体に興味を持ち出した高校生の
頃に買った、パロマー山天文台のものだったと思います。
また通信販売で購入した、天文ガイドの別冊「メシエアルバム」
もボロボロになるまでよく見ました。
現在それらの本の行方はわかりませんが、天体写真に再挑戦
したのちに購入した写真集が何冊か増えました。

そんな中でこれまでで一番高価で、一番気に入っている本が
あります。
それは、今年 夏に買った新潮社発行の

「 FAR OUT (ファー・アウト) 」 著者は マイケル・ベンソン
定価はなんと税別で 6000円。
書店ではビニール(?)袋入りだったため表紙しか見る事ができず、
あとで後悔しないかドキドキしながら1万円札を出しました。
本の重量は2.4キロもあります。
重量だけでなく、内容もズッシリ。
すばらしい映画のような写真構成や、詩的で劇的な解説を
お見せできないのは残念です。
(気になる方は自己責任でお買い求めください。)
この本の最初の解説のページで、著者が間接的に聞いた話として
”スローガラス”なるものが登場します。
これは、ボブショウという人のSF小説の中に出てくる物質で、
あまりに高密度のため、光でさえも通り抜けるのに何年も
かかってしまうというもの。
「アイシュタインの光速度一定の法則 を知らないの?」
といわれるかもしれませんが、
すなおに納得したくなりませんか?(SF小説ですから)
著者がスローガラスの話を写真集の中にいれた理由は、
勘のよい皆さんはおわかりですね?
何万光年、何億光年かなたの天体から届いた光をうけとめて、
天体写真として表すという事は
「 スローガラスの世界を表現する事 」 と同じ、
と言っているのです。
「天体写真」 って、い い な あ ~
(クリックで少し大きく見れます)
====M31========M33=======NGC253=======M81====
___(アンドロメダ座)______(さんかく座) ____(ちょうこくしつ座)____ (おおぐま座)__

--235万光年---⇒280万光年--⇒1070万光年--⇒1200万光年--
===M64=======NGC6946======M101======NGC891===
___(かみのけ座)_____(ケフェウス座) ______(おおぐま座)_____ (アンドロメダ座)__

⇒1700万光年--⇒1710万光年--⇒2500万光年--⇒2730万光年-
====M51======NGC7331====NGC4565===ステファンの五つ子==
___(りょうけん座)_____(ペガスス座) _____(かみのけ座)_____ (ペガスス座)__

⇒3100万光年-⇒4890万光年-⇒6800万光年--⇒2億7000万光年--
■共通データ:Vixen R200SS反射鏡筒にて撮影したものをトリミング
M31のみNFD400mmレンズ
(トリミング比率は不統一)
===================================================================
(補足)文中のボブショウのSF小説の題名は
『去りにし日々、今ひとたびの幻』 です。
検索では既に日本では廃刊となり、古文書の扱いとなっていました。
-------------------------------------------------------------------
■ただいま今月15日に開設以来、怒涛の連日更新を行っております。
記事がお気に召しましたら、ランキングバナーをクリックして
いただくと励みになります。
■ハンドルネームの変更のお知らせ(再周知)
これまで ”雲の上には” でいいだろうとしていたのですが、
長くてゴロも悪いし、おまけに最後の字は ”は”?”わ”?
という事で ハンドルネームを変更する事にしました。
新ハンドルネーム 「 雲上(くもがみ) 」
(漢字だけ、またはひらがなだけで結構です。)
書道家みたいな名前ですけど、改めてよろしくお願いいたします。
ブログランキング参加しています。
記事がお気に召しましたらクリックを
にほんブログ村
「天体写真集」 を何冊かお持ちの方もおられるのでは
ありませんか?
私の最初の天体写真集は、天体に興味を持ち出した高校生の
頃に買った、パロマー山天文台のものだったと思います。
また通信販売で購入した、天文ガイドの別冊「メシエアルバム」
もボロボロになるまでよく見ました。
現在それらの本の行方はわかりませんが、天体写真に再挑戦
したのちに購入した写真集が何冊か増えました。

そんな中でこれまでで一番高価で、一番気に入っている本が
あります。
それは、今年 夏に買った新潮社発行の

「 FAR OUT (ファー・アウト) 」 著者は マイケル・ベンソン
定価はなんと税別で 6000円。
書店ではビニール(?)袋入りだったため表紙しか見る事ができず、
あとで後悔しないかドキドキしながら1万円札を出しました。
本の重量は2.4キロもあります。
重量だけでなく、内容もズッシリ。
すばらしい映画のような写真構成や、詩的で劇的な解説を
お見せできないのは残念です。
(気になる方は自己責任でお買い求めください。)
この本の最初の解説のページで、著者が間接的に聞いた話として
”スローガラス”なるものが登場します。
これは、ボブショウという人のSF小説の中に出てくる物質で、
あまりに高密度のため、光でさえも通り抜けるのに何年も
かかってしまうというもの。
「アイシュタインの光速度一定の法則 を知らないの?」
といわれるかもしれませんが、
すなおに納得したくなりませんか?(SF小説ですから)
著者がスローガラスの話を写真集の中にいれた理由は、
勘のよい皆さんはおわかりですね?
何万光年、何億光年かなたの天体から届いた光をうけとめて、
天体写真として表すという事は
「 スローガラスの世界を表現する事 」 と同じ、
と言っているのです。
「天体写真」 って、い い な あ ~
(クリックで少し大きく見れます)
====M31========M33=======NGC253=======M81====
___(アンドロメダ座)______(さんかく座) ____(ちょうこくしつ座)____ (おおぐま座)__




--235万光年---⇒280万光年--⇒1070万光年--⇒1200万光年--
===M64=======NGC6946======M101======NGC891===
___(かみのけ座)_____(ケフェウス座) ______(おおぐま座)_____ (アンドロメダ座)__




⇒1700万光年--⇒1710万光年--⇒2500万光年--⇒2730万光年-
====M51======NGC7331====NGC4565===ステファンの五つ子==
___(りょうけん座)_____(ペガスス座) _____(かみのけ座)_____ (ペガスス座)__




⇒3100万光年-⇒4890万光年-⇒6800万光年--⇒2億7000万光年--
■共通データ:Vixen R200SS反射鏡筒にて撮影したものをトリミング
M31のみNFD400mmレンズ
(トリミング比率は不統一)
===================================================================
(補足)文中のボブショウのSF小説の題名は
『去りにし日々、今ひとたびの幻』 です。
検索では既に日本では廃刊となり、古文書の扱いとなっていました。
-------------------------------------------------------------------
■ただいま今月15日に開設以来、怒涛の連日更新を行っております。
記事がお気に召しましたら、ランキングバナーをクリックして
いただくと励みになります。
■ハンドルネームの変更のお知らせ(再周知)
これまで ”雲の上には” でいいだろうとしていたのですが、
長くてゴロも悪いし、おまけに最後の字は ”は”?”わ”?
という事で ハンドルネームを変更する事にしました。
新ハンドルネーム 「 雲上(くもがみ) 」
(漢字だけ、またはひらがなだけで結構です。)
書道家みたいな名前ですけど、改めてよろしくお願いいたします。
ブログランキング参加しています。

にほんブログ村
ガラスの反対側に光が出てくるまでの時間(滞光時間)を、数秒から数年まで設定できるんですよね。
何年もののslow glassが見たいですか?笑
仮にスロー・ガラスに規格があるとしたら、と考えてみました。SSGT10DL6Y・・スーパースローガラス、厚さ10mm、光遅延時間10の6乗、単位年。
つまりこのガラスは100万年ものになります。スーパーがつかないと光遅延時間1年未満でDL以降の数字は-○乗となる。でも地球上で実用になるのは、長くてもせいぜい100年ものですか?