雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ひと回り大きくなった車輪銀河M101

2017年06月02日 | 天体写真(系外銀河)
先月28日夜、仮住まい中のアパートから自宅へミニ遠征。
どうせ遠征するなら もっと空の暗い所へと思うでしょうが、
屋外コンセントが使えるという大きなメリットがあります。
工事に先立って付けてもらいました

もう春の系外銀河は早い時間に西に傾いてしまいます。
そんな中で、この夜にVC200L鏡筒を向けたのはおおぐま座の
北斗七星の柄の部分にあるおなじみの系外銀河です。
( 画像クリックで星座線入りで表示します )

車輪銀河 M101 (NGC 5457) (おおぐま座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 ) 左上の銀河は NGC5474
撮影DATA : 2017/5/28 21:50’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 7枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 -5.5℃ 外気温 約18℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7

この銀河も毎年のように撮っているのですが、
2年前に同じ光学系で撮ったものと比べると・・
ひと回り銀河が大きくなったように見えます。

その大きな理由は、高感度・長時間露光により実質3倍余の露光量となっているからなのですが、
星像もずいぶん改善されて 解像度が上がっています。
改善された要因としては・・
ガイド鏡支持方式の見直しによるガイドエラーの減少
ガイド鏡、ガイドカメラも軽量化しています ↑
赤道儀更改によるモーター回転精度の向上(星像のブレの解消)
下取りに出す(左の2台)前に並んだ3世代の赤道儀 ↑
の二つと考えています。

ガイドエラーが減少したことにより、長焦点での長時間露光も可能になりました。

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このところのブログ更新は親戚のお宅のPCをお借りしています。
ただ更新後のコメントの有無などは
家内に頭を下げてスマホを見せてもらっています。
仮住まい生活はストレスがたまります。

「かたてま野菜」収穫一番乗りはズッキーニでしょうか?

雲上くもがみ
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2 コメント

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お金のかけどころ (さすけ)
2017-06-03 08:22:30
天体望遠鏡に湯水のごとくお金をかける雲上さんも電話には興味がなさそうで(^_^)。
さすけ、ガラ携も持ってなかったのですが最近格安スマホにしました。
ほとんど自宅にいるのでWifiを利用して通信費(NET)も最低の1GBで十分。
電話も10分まではタダ。雲上さんなら月の料金はすべてで2000円くらいだと思います、いかがですか?(^_^)。
ちなみに、我が家のかみさんは何にも使ってないのに9700円もはらってます。auさん、儲けすぎでっせ。
返信する
Unknown (曇上(くもがみ))
2017-06-04 08:35:53
さすけさんおはようございます。
湯水のようにはいかないので(笑)
ここ2年ほど大きな買い物は控えています。
確かにこれまでかなり出費してきましたね。
これからは機材の性能より、身体の能力のほうが問題になるかも?
スマホは家内には無くはならないもののようです。
返信する

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