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雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

新月期を待たずに実戦撮影その3 北天の大花火M13(ASI533MC導入検証)

2023年05月16日 | 機材
ASI533MC Proを購入してから やっと晴れてくれた9日夜の3タイトル目になります。

この夜のメインタイトルだった前回記事掲載の子持ち銀河M51の撮影を終えたのが1時25分。
この朝の薄明が始まるのは3時3分で、残された時間は約1時間半。
それよりも下弦前の明るい月が南中するのが 3時38分ということで
3タイトル目には北天の大花火 球状星団M13を選びました

 球状星団 M13 (ヘルクレス座)
( 元画像の 64%に縮小 ほぼノートリミング )
(  上が北になっています )
撮影DATA : 2023/ 5/ 10 01:44’~03:27’ Vixen VC200L (fl=1,800㎜)
露出 300秒 × 18枚  Gain300 ASI533MC Pro(冷却-10°) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
*ダーク処理、フラット処理はまじめにやっています

M13が画像中心から外れてしまいましたが、今回はステラショット2導入補正がエラーで機能せず。
( エラーの原因は 補正用試写画像がほとんど球状星団の星でうめつくされていたため? )

2年前にフルサイズの EOS 6Dで撮影した画像です。 ↓
ピンクの四角枠が今回の533MCでの撮影範囲です

画像の比較で注目すべき点は、6D画像では星団中心部が白くつぶれないよう3段階の露光時間の画像を重ね合わせているのですが、
今回の533MCでの撮影では5分露光のみで 中心部もつぶれずに 外縁部の暗い星まで写っています。

6Dで撮影した上の画像の中心部 ↓
( 533MCと同じ範囲を等倍トリミングした画像 )

撮影が終了するころに あわてて撮った「只今撮影中」ショットです ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年 5月10日 3時18分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
この時間での月の高度は24度、月明りの影響はあったはずですが 球状星団なら大丈夫。


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9日夜の撮影画像はこれで終わりですが、
幸いなことに1日おいた11日の夜も撮れましたので
次回から順次ブログ掲載します。

今年も庭のシャクナゲがきれいに咲いてくれました (5/6撮影)


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