四駆のデフ

2005-12-24 13:12:21 | くるま

      

   4Lで動けなくなりました。
   反対側が空転してるからです。
   パートタイムの4WDは、どれか1カ所が空転するとダメです。
   LSDまたはデフロックがないとダメです。
   それでもスタックすることは、よほどの事がないとありませんが、
   今年の2月13日に、その、よほどになりましたがね。 nose4

   ハンドルを切った場合は、前後輪に回転差が生じますが、
   前後が繋がると、その差を吸収できない舗装路面では、
   小回りしようとすると、ガクガクなります。
   これをブレーキング現象といいます。
   エンストしたりする場合もあります。
   これはパートタイムの4WD時であり、2WDに戻すと問題ありません。
   パートタイムでも4WDにシフトすればフルタイムと同じになります。
   しかしフルタイムだとこのブレーキング現象は大問題です。
   そこでその回転差を解消するために、
   フルタイム4WDはセンターデフが必要になります。
   ところが、このセンターデフも、上の写真のような状況になると
   一輪が空転するとダメです。
   ということは、LSDが3コ必要になるわけです。
   もちろん、モータースポーツの競技車ももちろんの事です。
   コーナーでの回転差を吸収するのではなくて、
   早く走ろうとしたり、コーナリング姿勢をコントロールしたり
   しようとするとLSDが必要不可欠になります。
   また、WRCなどのトップレベルになると、   
   コンピューターで、4輪に回転差をつけて、
   より速くコーナーをぬけようとする、
   アクティブ・デファレンシャルを使っています。
      

   4WDは、駆動力もですが、ブレーキも良く効きます。
   オンロード用のタイヤですけど、なかなかロックせずに止まります。
   それでもやっぱり用心して走るのにこしたことはないですね。
   パートタイムでは、一輪がロックすると・・・
   4輪ともロックするということになります。
   くれぐれもお忘れなく。 nose8