宇和島城 ⚡門 シロハラ

2024-02-29 09:09:09 | 石垣と城郭 ₂₀₁₈₋₂₀







あいにくの 春霞っぽい空に
白漆喰の天守
コントラストの強い影がないから
なおさら やさしい佇まいに
気品を感じる

高虎の城は 黒い下見板の
砦っぽい天守だったようだ

それを 建て替えた 伊達のお殿様






それは良いとして
藩のお家騒動が無かったわけではない

家老 山家清兵衛
    やんべせいべい
和霊様こと 和霊神社に纏わる事件がありました

伊予吉田藩の分家問題もありました

幕末では 脱獄犯 高野長英
オランダおイネ シーボルト
この辺は 卯之町の歴史の街並み 再訪したい





いろんなことを 思いながら
現存天守 宇和島城 下りる






空襲で城下は焼けてしまったが
よくぞ残ったと思う
四国の西の端という地理的不利もあるが
ま~人は 居ないわけではない

私的に 弘前城は行かないと思う
居住地によれば
宇和島城は 行かない
と言う人も居るはずだ
松山 高知に比べたら 遠い
そんでも 現存天守だからね~
なかなか 外せないね

今年 再々…?訪 企んでいる



2018.4.5. AM  10:57




本丸下りて 二の丸から 二の門跡 三の門跡下り
丁字路 右 井戸丸へ 下りずにまっすぐ行く
北口登城道を上ると 井戸丸上で 合流する地点


藤兵衛丸 に 歴史郷土館がある



これは 

三之丸にあった 武器庫 山里倉庫
伊達家から譲渡され ここに 移築したのだとか

休憩がてら 入ってみた 無料
民具の展示と 伊達家の歴史等
座って モニター映像を観た

そういえば 
現存天守入館料 200円
城下🅿 24時間 100円
コインロッカー 100円

じゃこ天1枚 と 現存天守拝観 同額

じゃこ天1枚 で 2日も 駐車できる

宇和島鯛めしもおいしいし
住みたくなるね



さて 郷土館を出て 右に行く
郷土館がある藤兵衛丸の 石垣
いいね~古いね~



ピンぼけスマン


郷土館脇に ⚡門がある


一旦通ってから振り返る


 郷土館           登城道              
▽              ↑             

        ▽ 雷門跡


雷門

たぶん 鉄門 だったのだと思う
叩くと ⚡⚡ 響いたんでしょう
石投げダッシュできる


どんな門だったか 天守閣の 屏風絵を
きっちり 撮るべきだった
不覚じゃ



坂の上に ⚡門

門手前は 坂折虎口

そこに続く 石段





現存石段 補修あり

ま~ ピッチが いやらしい
高虎の 城ハラスメントだわ

喜んでるからハラスメントじゃねぇ~べ





良い感じ 石段は こうありたい
なんじゃそれ


石段の上 右手に 櫓台がある
この坂と 下の道を狙う 出角




これがどうやら 高虎の築いた
宇和島城で最も古い石積みのようだ
400年物の 苔 羊歯 か!




坂の石段の 外側 長門丸




反対側 藤兵衛丸の 石段 




登城道の 脇は 段に なっている




こういうのを見ると 豪雨だったり
台風で 木が揺れたりすると…
地震も 意外に多いとこでもあるし









坂を下りると 長門丸
現在児童公園

そこを 左に折れ 出角を見る






長門丸門内の桝形




搦手側は 観光として 推せなかったのか
手つかずに なっていた感じがする
逆に 往時を思わせる雰囲気は残っている




長門丸門跡から 

山道のようになった道 下ります


代右衛門丸の 石垣か…



覆い被さる木々の枝で 鬱蒼として
石垣も この通り

式部丸の石垣か…



ゾクゾクする森のような所を 抜け出ると

最後の広い石段に出る





下りてきた段を 見上げる

両脇は 草が生えてるが 石段だ
ただし 真ん中のように 歩きやすくなってない
石段のない 段だ


そして 薬医門



瓦の両側に

🍑               🍑
   

伊達家の 九曜紋の丸瓦


薬医門 時々ありますが
最初は 藩お抱えの医者屋敷の門かと
思ったりしましたが

矢を食い止める 矢食門
というらしい

前に若干オフセットした本柱と
控え柱 4本支柱の門


搦手口の 立ち上がり門
これも 現存
慶長らしい
ということは 天守より古い



さてと

天赦園 に 行きましょ

AM  11:40


宇和島城 戦 無き世

2024-02-28 20:20:20 | 石垣と城郭 ₂₀₁₈₋₂₀







天守閣 最上階 差し込む光

格子の隙間が 広いのなんの



古図
1703年


島だわ



1854~63


かなり 埋め立てられている



屏風



ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた
こらもう 若い人は知らんやろな






昔の宇和島…



2階へ
下ります 下ります



良い階段だ
右側の手摺は後付けオプションね



2階


休憩はしなかった


2階の窓は さすがに 防御にも配慮

ちょっと














ごっつい 梁は ないが 複雑



宇和島湾


1階を見下ろす


△           
これも 現存やったかな?        



出ました

玄関右手 三重の屋根 見上げます



あっ 写ってました


🍑




400年もの だろうか

伊達家 九曜の紋



この下

天守台

扇の勾配

         ▽


までもが ちっちゃい
が 手抜きがないのが
すばらしい

玄関土台の 天部分は
モルタル補修してある






戦国時代の城のお決まり

石落とし

鉄砲狭間

見られない







ま 石落とす 効果的な 高さも無いが…





きれいな 切り込み接ぎ


玄関 正面



大きさ 規模じゃないね



宇和島城 🍑も🍑も🍑

2024-02-28 08:08:08 | 石垣と城郭 ₂₀₁₈₋₂₀





🍑  🍑
この時は 知らなかった

入口の屋根の両端に 桃瓦 がある
方角は 鬼門でも 裏鬼門でもなく

🐵🐓🐕
申 酉 戌

玄関だから ただ単に 魔除けだな




では いざ

現存天守へ





どう?

この… 「ようこそ いらっしゃい」 な構え

まさに 玄関






もしかしたら 駕籠が 横づけできるように?

でなきゃ 石段の幅も 玄関の間口も
おかしいじゃありませんか

天守閣の入り口は 最後の要
鉄門でガードされてるでしょー!


松山城の 穴倉の鉄門を 写真撮りまくってたら
係員さんに 閉めさせてもらった
ことを 思い出した

だから どーだ ってことじゃないんですが…


まったく 敵襲からの防御は 考えてござらぬな!

ちょーーっと 他にはないよ~
観光天守じゃなく 現存だよ!


石段 土台 切り込み接ぎ で 丁寧きれい


玄関上がり 受付済ます
スリッパが借りれた
コロナ前だったから


一階に お出迎え 御三方




おお~~

この 兜の 🌙  見たことござるぞ




そんでまた 他の城では見られない

武者走り とは 障子で区切られてます

「ささ こちらへ どうぞ!」

ってことですかね
もちろん 土禁


障子戸が…明るい

上に上がります




うれしい 急な階段に 折れ曲がってます
いきなり うれしい
しかも 頑丈です


折れて 2階へ




狭い 武者走り

広い窓

障子の敷居




分厚い 雨戸を 動かしてみたら…
これが 軽く音もなく スムーズに動いたので びっくり
毎日 開け閉めしてるからだろうが
几帳面な 伊予の人柄もあるだろう



すぐに 最上階




展示物は 後で見るとして まずは 上へ




眺め良いの~




宇和島湾

二の丸
一の門
御台所
天守閣

往時は 海しか見えなかった



駅方面




右回りで…

▽ 闘牛場    

あー     
🍑     

⇒⇒⇒

武家屋敷方面



御徒町
おかちまち
読めるけど書けない


⇒⇒⇒



        👹 ▼ 鬼ヶ城 



宇和島の北東に 鬼ヶ城 がある
この日は 霞んで 見えない
鬼北 という 地区もある


⇒⇒⇒


🍑     


右のグラウンドの隣が 天赦園


▼         
🍑       
あ~~ こらリベンジせないかん


一周です





この湾の沖に 日振島があります


あの 藤原純友 の 本拠地で ござる





宇和島城 伊達の天守

2024-02-27 20:20:20 | 石垣と城郭 ₂₀₁₈₋₂₀






二の門辺りの本丸石垣



      ▽ 粗い部分が 門跡だろうか
               門跡っぽい △



北角矢倉跡          
▽           
△          △         
二の門 遺構か?     北角           
                         二の丸  ⇒
                      工事中でした


北角矢倉跡          



南角 右側は 工事用スロープがあり撮らず


矢倉台は 切り込み接ぎ
石段の石もきれいに切られている
すばらしい
全体が撮れなかったのが残念

この石段の上に 一の門があった





ので

実際には この位置からは 天守は見えなかった




AM  10:26





本丸

登城口から15分ほどだった

天守前に御台所があった
その 遺構


一の門があった所から
振り返る





二の丸の向こうに 宇和島湾

バイパスの向こう 半島の手前に
海軍予科練(航空隊)があった



さて 天守




築城を始めた 藤堂高虎は 今治城に 移封
その後
仙台藩 伊達政宗の長男…入封
天守築城は 2代藩主 だったか…
覚えてない







ちいさい ちいさい

と 言われてるので





フレームに入りきれないくらい

でっかく 撮りました





威張ってなくて バランスが取れてて

いいお城です



こんな感じだと…




でっかい とは いえませんねぇ~





他のお城とは 佇まいが 違うように

思うのですが…贔屓 過ぎますかね

大好きな 鶴島城です






宇和島城 高🐅の石段

2024-02-27 07:07:07 | 石垣と城郭 ₂₀₁₈₋₂₀


背中に気配を感じ
井戸丸から 足早に 石段を上がる





整備員の方がブロアーで枯葉を飛ばしてる
私が通る間 作業中断
「ご苦労様です」
挨拶して通る


段の上は 右へと 曲がって
丁の字
右からの 南口登城道と合流
左の 登城道へ

すぐ

高🐅の石段
 



大雨で崩れたのでしょう
土嚢が積んである


ん!



ズーム ズーム





なんか いい感じ






いつも どこも 思うが
城山の木は 築城時
すべて 櫓を建てるのに 使われた
と言っても
切り倒して 生木では使えない

見張り上 見通せること
敵が隠れられないこと
考えると
はげ山 だったのか…





正面上段は 本丸の石垣

石段の正面は 帯曲輪の石垣






ここで 右直角に 折れると

こんな具合

良い石段に 石垣

なんですが~




石段上に 三の門があった ようだ

ということで 本来は 本丸石垣は見えなかった






いいな~ 現存石段 現存石垣





本丸に 近くなるにつれて 石積みが 丁寧になる

強固にもなる






三の門辺りから 本丸石垣


ここで もう一回 直角に右に折れ
もう少し 石段を上ると






天守が見えてきた




石垣に上の 天守

かっこいい
しかも
きれい
上品な感じがする





二の門跡辺りに上がってきた




あちこちに土嚢がある
段は土だが 硬い
モルタル補修されてないのがうれしい




ここからの ショットが 好きだ
桜の時季に 来てみたい





高🐅 最初の🏯

なかなかの 石垣

天守は 伊達じゃ