栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

こんなデジカメが欲しい。

2009-06-04 06:55:25 | 視点
いま持っているコンパクトデジカメ(コンデジ)は300万画素。
最近のコンデジは1000万画素のものもあるから、画素数からいえば時代遅れだ。
ただ、コンデジでそんなに大きな画素数は必要ない。
実際、皆がメールで送ってくる画像の大きさは640×480Pixelsか800×600Pixels。
500万画素か600万画素もあれば十分すぎる。
だから別に不自由を感じているわけではないが、時々シャッターが切れないなどの不具合が出だしたため、最近買い換えを考えている。
ところが気に入ったコンデジがない。

 探しているのはビューファインダーが付いているもの。
最近のコンデジはモニター画面だけのものばかりだ。
モニター画面で見ながらシャッターを押すから手ぶれが起きる。
それを防ぐために手ぶれ補正機能を付けている。

しかし、老眼になるとモニター画面を見ながらの撮影はやりにくい。
老眼といっても40歳からなる人もいるわけで、実はかなりの人が見にくいのを我慢しながら写しているはずだ。
なぜメーカーはビューファインダー付きのコンデジを出さないのか。

 デジタル一眼レフカメラ(デジイチ)はキャノンとニコンのをそれぞれ1台ずつ持っている。
だが、最近は誰でもデジイチを下げているので、他とは違ったデジイチが欲しいと思い出している。
例えば2眼レフカメラのような、あるいは昔あったアサヒフレックスのような上から覗いて写すタイプのカメラ。
ハッセルブラッドのような6×6版のような型もいい。
共に上から覗くタイプだが、人物撮影などにはこのタイプの方が被写体が緊張しないから自然なポーズを写しやすいのだ。

 こんなちょっとこだわったデジカメを出して欲しい。
初心者と女性ユーザー狙いのデジカメばかりでは、最後は価格競争にしかならない。
もう少し「持つ喜び」があるカメラを開発して欲しいものだ。
 すでに大量生産・大量消費の時代は終わっているのだから、日本メーカーももうそろそろ頭を切り換えないとビッグスリーの二の舞になる。