

散歩コースのエノキが丘から下りたところに民家があり
道路際のクロガネモチ(黒金黐)にたくさんの赤い実が
ついています。
クロガネモチの名前の由来は、小枝や葉柄が紫色を帯びて
いるからといわれます。
樹皮からモチノキと同じく鳥黐(トリモチ)が採れます。
子どもの頃、近所でトリモチで小鳥を捕っている話を聞いた
ことがあります。
民家の庭に納屋があるので農家のようです。
ガラス戸のカーテンが開けられていることが多く、中から
庭を眺めているおじいさんの姿をよく見かけます。
老人にとってクロガネモチは自慢の木のようです。
花のないこの季節に赤い実はよく目立ちます。
冬の間実は残っていますが、3月になると野鳥が食べるのか
いつの間にかなくなります。