ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

公園の池に咲いたコウホネ(河骨)撮影のこぼれ話

2010年05月18日 | 日記
四季の森公園の池に行ったら、黄菖蒲(キショウブ)が満開でした。
池の中に咲く河骨(コウホネ)を撮りたいと思っていました。
コウホネはスイレン科で水の中の根茎が骨に見えることから
この名があります。

池のまわりには安全上ネットが張ってありますが、
ネットと池の間にコンクリートの傾斜のある土手があります。
滑りやすく安全なところではありませんが、
コウホネを接写するには、この土手から水面に咲く花にカメラを
近づけなければなりません。

前かがみになって池の中にカメラを差し出していたとき、
信じられないことが起きました。
胸のポケットに入れていたケータイが池の中に
ポトリと滑り落ちてしまいました。
カメラをウェストポーチに入れて急いで水中のケータイを
拾い上げましたが、30秒ほどたっていました。

ケータイを水に入れたら故障することはわかっていましたが、
必死に濡れたケータイをハンカチで拭き水分を取りました。
その努力も空しくケータイは使えなくなりました。
ケ-タイを買った店に持ち込んだら、中の薄い基板が水に弱いので
故障とわかり、メーカーに修理に出すことになりました。

ケータイを胸のポケットに入れておくと、
歩きながら歩数計が見られて便利ですが、
アウトドアでは思わぬ落とし穴があることがわかりました。

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三国山のブナ林は新緑真っ盛りでした

2010年05月17日 | 日記
昨日は山の会の山行で、御殿場から山中湖の間にある
籠坂峠から三国山ハイキングコースを歩きました。
このコースはこの時期に数回歩いていますが、
今年ほど花が少なかったのははじめてでした。
やはり4月の異常な気候のせいでしょう。
いつも山道のそばに咲くエンレイソウは少なかったし、
期待したヤマシャクヤクはつぼみさえ見当たりませんでした。

三国山までの間ブナ林が続きました。
標高1300メートルの高山ですから、場所によっては
まだ芽吹いていないブナもありましたが、
大半のブナは芽吹きから新緑に変わっていました。

三国山山頂で昼食休憩し、明神峠に向かって下山しました。
途中、ブナの巨木、大木を見つけては
巻尺で幹周りを測定しましたが、最高は3・93mで
3mクラスのブナが10数本もあり、一行は感嘆して
ブナを見上げました。

ここのブナは林床がよく風の影響をあまり受けない地形にあり、
みんな伸び伸びとしていて高さ20m以上ありました。
ブナの大木の若葉に光が射し込んで、新緑が映えていました。
素晴らしいブナの新緑が見られてブナの好きな一行は
大満足の一日でした。

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庭の昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)に異変が

2010年05月15日 | 日記
庭の水道の蛇口のそばにモントプレチア、
別名ヒメヒオウギズイセンと呼ばれるスイセンがかなり
以前から生えています。
ここ2,3年元気がないのが気になっていました。
そこに今年は帰化植物の昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)が侵入し、
モントプレチアを追い出すような勢いで繁殖しています。
花を数えたら50個ほどあり、庭は華やかになりました。

ヒルザキツキミソウはアカバナ科ツキミソウ属です。
ツキミソウは夜に花を開き、朝に花を閉じるのに対し、
ヒルザキツキミソウは昼咲くことからこの名があります。
ツキミソウは一日花ですが、ヒルザキツキミソウは
数日間咲きます。

庭にこれだけまとまって咲くのは珍しいです。
ヒルザキツキミソウは南向きに咲き、家が南向きなので、
家に向かって撮りました。
植物の世界の弱肉強食を目の前で見ました。
この夏にモントプレチアの花が咲くかどうか心配です。
ヒルザキツキミソウの勢いをとめるため
駆除することになりそうですが、できれば共存させたいです。

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庭に咲いた花:オダマキ、石竹、カラー

2010年05月15日 | 日記
今年は4月の異常な寒さから花の開花が遅れており、
花の管理人の話では歯医者の奥さんに会ったら9日に
相模原公園にクレマチスを見に行ったら、ほとんど咲いて
いなかったそうです。
一昨日、町田の野津田公園のバラ園に立ち寄りましたが、
今の時期に花がほとんど咲いておらず驚きました。



今日はいま庭に咲いている花をアップします。
オダマキは高山に自生するものですが、庭に植栽されて
いるのはほとんど改良種で開花が早いです。
苧環(オダマキ)は昔、麻糸を巻いた道具で花の形が
似ていることからこの名がつけられました。
庭に4種類のオダマキがありますが、この青紫色の
花が見栄えがいいです。



石竹(セキチク)はナデシコ科で中国原産です。
平安時代に日本に渡来したと伝えられます。
この花はほとんど雨の当たらない軒下に近いところに
生えていますが、それでも元気に花が咲きます。
乾燥気味の場所を好むようです。



カラーですが、別名オランダカイウ(海芋)と呼ばれます。
南アフリカ原産のサトイモ科で江戸時代にオランダから
渡来したと伝えられています。
一見して雨が降ったらカップ状の花に水が溜まりそうですが
自然に水が抜けます。

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野津田公園で見た二色空木(ニシキウツギ)

2010年05月14日 | 日記
昨日は自然観察会で小田急多摩線唐木田駅から
新緑の中を小山田緑地、小野路城址、野津田公園と
10数キロ歩きました。
小山田緑地は谷戸や雑木林が保存されていて、
キンラン、ギンランがたくさん咲いていました。
キンランはほとんどが特別保護区域内にあり、
そばに立てられた細く長い竹に管理番号が書かれていて興ざめしました。
このように保護しないとキンランの生態を守れないのかも知れません。

途中歩きながらホオノキや山藤を何度も見ました。
吊り橋を渡ったとき、目の前の山に咲く山藤が素晴らしく
カメラを向けましたが、薄紫色の山藤は色がかすんで
気に入った写真は撮れませんでした。

最後の野津田公園は豊かな自然の中にありましたが半分は運動場に
なっていました。湿性植物園に入ったらすぐ、カワセミが
池から飛び立っていき、私たち愛鳥者をがっかりさせました。

ここで休憩しましたが、池のそばの山沿いに花が咲いていたので、
真っ先に近寄ったら二色空木(ニシキウツギ)でした。
花が淡黄白色から紅色に変わるので、この名があります。
自宅に帰ったら歩数計は24000歩になっていました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。