菓珍李奈(かちんりだい)ー 菓は李奈を珍とする。
↓孫過庭の草書千字文を基にして書いてみました。
3行目の5文字目から4字です。
*「奈」の元の字は「木」+「示」
菓はくだもの、李はすもも、奈はからなし(べにりんご)のことで、
くだものは、すももとからなしが珍重されるという意味です。
千字文は、6世紀に作られたので、約1,500年前の中国では、李と奈が貴重な果物だったのでしょう。
もうすぐプラムが店頭に並ぶ季節です。
先日、早々と佐賀唐津産が売られていたので、早速購入。ちょっと高めでしたが美味しく頂きました♪
昨日伺った東京近郊の友人宅には、きれいに手入れされたお庭の一角に、プラムの木がありました。
青梅のような緑色の小さな実が、葉の中に溶け込むように、たくさん生っていました。
桜前線のように、果物や野菜に収穫前線があるならば、現在プラム前線は北上中なのでしょう。
*追記
6月26日、お友達から収穫したプラムの実を写メで送ってもらいました。
熟して、甘いそうです。美味しそう。
瓶は、漬けてみたそうです。
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千字文 (岩波文庫) |
小川 環樹,木田 章義 | |
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