吉田修一さんの「国宝」上下、読み終わりました。
国の宝となる歌舞伎役者の芸一筋に歩んだ50年が描かれています。
独特の語り口調にはじめは慣れない読みにくさを感じましたが、気づいてみれば、歌舞伎の世界にぴったりはまっていて、悲しみをはらんだ美しい世界に引き込まれていきました。
遡って、8月半ばより読んだ小説はこちら↓
宮部みゆきさんのステップ フェザー・ステップと早見和真さんの「店長がバカすぎて」
「ステップファザー・ステップ」は1996年に文庫で刊行されたものの新装版。「店長がバカすぎて」は、書店員さんの裏話がつづられ、おススメの面白さです!
この2冊の後、小野寺史宜さんの小説5冊続けて読みました。
この2冊の後、小野寺史宜さんの小説5冊続けて読みました。
「太郎とさくら」「それ自体が奇跡」「本日も教官なり」「近いはずの人」「その愛の程度 」、小野寺史宜さんの小説は、読みやすくて優しい気分になれて好きですが、やはり、本屋大賞2位の「ひと」と「ライフ」がお気に入りです。