今日読み終わった「縁結びカツサンド」は、ポプラ社第1回おいしい文学賞最終選考作品の短編『縁結びカツサンド』をもとに、著者の冬森灯さんが新らしく書き上げた長編だそうで、文庫本には、その応募作が『もうひとつの縁結びカツサンド』として、巻末に収録されています。
駒込のうらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「コテン」の三代目が、お店の未来を考え迷いながら、お客さんに寄り添い、商店街の人たちに助けられて、ヒット商品を生み出します。そして、祖父が名付けた「コテン」の意味にも気付く、あったかいお話。
『もうひとつの縁結びカツサンド』はその後の物語のようになっています。
どっちを先に読んでも面白いと思います。
そして、新たに生まれたどのパンも食べてみたくなりました。
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