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立川の『紙匠 雅』で、店主の吉田さんの手作りのヨウムの羽の筆で書かせていただきました。
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ヨウムの羽の筆は、常連さんが飼っているヨウムから抜け落ちた羽をいただいて作ったそうです。
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ヨウムと言えば、拙ブログで何度か紹介した御岳山(みたけさん)の駒鳥売店のギンちゃん。
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50年くらい生きる、おしゃべりが上手な賢い鳥です。
ヨウムの羽で書けるなんて感激!何を書こう?さんざん迷って、以前ギンちゃん風に書いた篆書の「鳥」に決めました。
見出しに載せたのは2枚目です。
1枚目はコチラ↓
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弾力のある硬めの羽に翻弄されながら、筆を立てて慎重かつ迷いながら書いたので、羽の部分が単調になりました。
2枚目は、体を使って俯仰法で思い切って書いてみました。
書き終わった後、吉田さんが「龍がいる!」と言うので、見てみたら、1画目の書き出しがどちらも「龍」の頭のようになっていました!
アップにすると↓
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左が1枚目で、口を開けた龍の後ろ姿に見えます。右側の2枚目は、龍の横顔のようで、なんと偶然「目」もありました!
店内にぶら下げて乾かしてもらっているところをパチリ♪
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1枚はそのまま飾っていただいています。
墨はなんとお酒入りでした。店内では、いろいろなお水やお酒を入れて実験書道もしているそうです。
思いがけず、とっても良い経験をさせていただきました!楽しかった~感謝😊
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