老人問題・・・・・

2005年07月03日 | diary
今年は、地区の役員になったので、今夜は雨の中7月の集会へ行った。
またもや、集金の要請。4月からもう三回目の集金。今回は祭礼の寄付だが、また各家を回らなければならないので憂鬱だ。
10軒のことだけれど、それぞれが個性ある家なので気疲れをしてしまう。
友人と一緒だったので帰りに近所のお気に入りのカフェに寄り、流れるジャズを聴きながら良い気分になって、ビールとカンパリをだらだらと飲み、日ごろの憂さを互いに吐き出し、気づいたら夜の10時過ぎ。
家人に長い集会だったね、集会がもめたのか?と嫌味を言われた(笑)

しかし、町内には老人世帯が多い。
我が家の前にも85歳のご老人が1人暮らしをしている。
奥さんを亡くした後に、独身の娘さんとしばらく住んでいたが、娘さんは父親と反りが合わずに、すぐ家を出て行ってしまった。それ以降1人暮らしをしているのだが、認知症になり午前午後にヘルパーさんが生活支援をしている。
最近はわたしの顔も、近所の人もわからない。
そして、夜は勿論ひとりなのだ。認知症の1人暮らし。
火の始末や、急の病気は大丈夫なのかと、周囲の皆が心配している。わたしもだ。

老人を狙う住宅リフォーム会社の犯罪が、テレビをにぎわし、60歳以上の人が特に認知症の人が一番被害に遭っているらしい。
その1人暮らしのご老人の家の前に見慣れぬ車が停まっていると、もしや?と、気になる。
だからと言って「○○さん大丈夫?」と個人の家に入っていくのは、やはりためらう。
本当は訪ねたほうが良いのだけれど、以前声をかけたらなつかれて、中々帰れなかった。
それ以来、どうも避けてしまうのだ。
これも、これからの地域の課題でもあるのだと思うが…。

騙されたお年寄りは、不安を煽られたのも原因かもしれないが、根っこに寂しさもあるのだろうか。
1人暮らしのお年寄りが増えつつある中、深く難しい問題だ。
いつかは自分の問題に…ならないとも言えないし。ふぅ~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする