飛蚊症

2009年07月21日 | 気になる
いつ頃からか、青空を見たり湯船に浸かっていると、糸くずのようなものが視野の中に浮遊しているのが見えるようになった。
これが「飛蚊症」と呼ばれ、心配が無い現象というのは知っている人も多い。
確かに飛蚊症とは、よく言ったもので足ばかりが長く、たよりない形の蚊が目の中にいるような気がする。

土曜日に外出から戻り玄関に入ると、夕方とはいえいつもより薄暗い感じがした。
眼前に前髪が垂れているのが原因かと思い、前髪を上げようとするが
私には長い前髪が無い。
そして視野がどこか変なことに気が付いた。

白い壁に目を向けると、黒い浮遊物がいくつか、そしてゴマのような小さな点々も沢山みえた。
これは飛蚊症だとすぐわかった。
まるで、黒い模様入りのレースのカーテン越しに、物を見ているよう。
視界から消える事がないので、何を見ても黒いもやもや越しなのがどうも感じが悪い。

今も見えている。

ネットで検索をすると、急に黒いものが増えたときは要注意らしい。
どうしましょ。
目だけは自信があったのにぃ…

そんな事をぼやいていても仕方がないので、日曜日に我が家かかりつけの年中無休の眼科医に飛んでいったら
やはり、飛蚊症だと言われた。
緊急性はないらしいが、今度眼底検査を受けることになった。
網膜に穴ができてしまう病気もあるらしい。

楽譜を見れば、楽譜上を黒いものがふらふら。
それに気を取られ、今日のレッスンではどこを弾いているのか分からなくなった。
意識しだすと、常にその存在が気になる。
この症状は生理的なものらしく、目薬さえ処方されなかった。
だから治療法もないらしい。

しかし、何と無く最初の頃より黒いものが薄くなってきたような気がしないではない。
もっと薄くなって!

人間は順応性があるから、この現象に私はそのうち慣れていくのかしら。

今も、目の前チラチラ、気になるわ
コメント (2)
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