様々な言葉

2011年03月15日 | diary


今日のピアノのレッスンは、お休みにしていただいた。
16日までは70%の確率で地震が起こるというし、交通機関もまだまだ不安。

今朝は計画停電の予定なので、いつもより早起きをしてそれに備えた。
結局、停電はしなかったけれど、私たちの地域の代わりに不便を強いられた方々がいるのだ。

息子からは、月曜日からしばらく自宅待機だと連絡があった。
以前に、仕事中の実験器具の事故で、指を縫ったことを思い出し、地震の揺れで大きな事故に遭ったらと心配をしていたところだった。
今はそれより、前代未聞の原発事故の方が、更に心配で恐怖だ。

私の市でも、今日は通常の40倍近い放射線量が検知されたとか。
いくら人体に影響が無いレベルだといっても、100%無いとは言えないと思うし…
何を誰の発言を信じてよいのか、全然分からない。
いくら説明を聞いても、穿った解釈しかできない。

いまや節電の為に、PCは使わない方が良いのかもしれないけれど、細かい情報を知りたいとなると、やはりPCは欠かせない。

そんなときに、インターネットニュースを読んでいたら、またも石原東京都知事の「津波は日本に対する天罰」発言が問題になっていた。
また…言葉選びのセンスなさ過ぎ。
彼なりの論理があるのかもしれないが、後でいくら「被災者や国民を傷つけた」と陳謝しても一度出てしまった言葉は引っ込まない。

ある画家のブログを読んでいたら

美術は社会の平穏という土壌だけに育つ植物のよう……と。

確かに。
今日は、災害に遭われた方の哀しみ、絶望の中から搾り出す言葉など、様々な言葉に反応した一日だった。

 

コメント
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