今や、巷やネットで評判の良いフランス映画「最強のふたり」を観る。
フランス国民の3人に1人が観たというこの映画は,後味の良いハートウォーミングな内容だった。
何しろ実話というところで観客を動員してしまうのか、映画館はウィークデーの夜なのに思いのほかシートがうまっていた。
小説を書くのにも出だしの掴みが重要とよく言われるが、この映画のファーストシーンも掴みが良い。
おまけに其の時のバックミュージックが、懐かしい~~あの「アース ウィンド&ファイア」のご機嫌なSeptember。
だから9月公開かしら?
お金持ちの障害者と、様々な問題を抱えている貧しい介護者の両極端なふたりが出会って、互いの人生に深く入り込んでいく。
フランスらしい洒落た会話が楽しめた。
感動で泣く映画らしいけれど、う~~ん、私は泣くまではいかなかった。
私も年齢を重ね、色々な人生を見すぎているし。
しかし、この「最強のふたり」という題名が…意味はわかるけれど、私にはどこかしっくりこない。