私の友人2

2023年05月31日 | diary

金工作家の友人から、今までの作品の集大成ともいうべき
作品展の案内状が届いた
彼女は卒業してから少しもブレルことなくこの道一筋

私といえば、学内では彼女とは違う道を歩んできたけれど
フラフラと横道に逸れっぱなし…
到底彼女のようにはストイックには決してなれなかった

しかし、素晴らしい作品ばかりだった
次々とお客さまが訪れていたので、あまり会話はできなかった

今まで様々な芸術賞に輝いてきたけれど、
彼女曰く、私はあくまでも主婦を優先しているの、と言い切っていた
何十年もの長い付き合いでも、少しも変わらぬその人柄が好きなのだ

学生時代によく彼女が口にしていた言葉は、技術をいくら身に着けても
結局デザイン力が物を言うの。これが一番大変…と
確かに、作品を観る度に、そのデザイン力は増している

    

     打込象嵌蓋物  

お香が漂う中で、ゆっくり作品達を堪能した

              

コメント
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