萩原浩の「メリーゴーランド」読んだ。この人の作品は「明日の記憶」以来、2冊目。
過労死続出の民間企業を止め、故郷に戻り公務員としてのんびり暮らす啓一。
第3セクターとして運営されてる赤字のテーマパークを建て直すことを命じられ、それまでの平穏な日々が一転して波乱の日々に。
テーマパークを建て直すプロセスがちょっと現実味がなく、中だるみな感じがあるが、終盤の市長選挙辺りからが面白い。
舞台のある駒谷市はおそらく長野県の市がモチーフ。地方政治の裏側が覗ける作品でもある。熱血公務員が地方を救う!
今夜は会社の後輩で先日、初フルマラソンを完走したI君夫妻達と焼肉パーティ。それにしても最近、雨が多いね。寒いし。