【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

紫の黄昏

2009-08-06 17:20:37 | 四季のスケッチ
「藪蘭(ヤブラン)」

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     今朝は真珠色の空で明けました。
    そんな中、玄関先の朝顔は、ピンクと青色の花が
   今まで以上に乱れ咲き・・。
  
    嬉しい悲鳴を上げると同時に・・笑みもこぼれます。
   そう言えば、蝉も。今朝は、いつにも増して賑やかです。
  
    朝顔に負けずに声を張り上げているような気がして。
   (そういう事にしてしまいましょう)

   ただ、午前10時頃からは雨も降り出して来ました。
  すぐにやみましたが、いつも以上にムシムシしています。

   さて、上の写真。実は、昨夕の空です。
  遅ればせながら、庭のドクダミを採っていて、ふと見上げた空が染まっています。

   慌てて 2階のベランダに。その空は、すみれ色からピンクに。
  こうなりますと・・。我家から見える空(東&南)ではなく、他の空が眺めたくなります。
  家からすぐの急坂を下りますと・・待っていたのが、3枚目の空です。(北東の空)
   
   “・・・夕闇は、どこから垂れ込めるのかしらとウォルターは思った。
  こうもりのような翼を持った大きな精が紫色の壺から世界の上に
  降り注ぐのだろうか? 
   月が上りかけ、風に捩じれた3本の蝦夷松えぞまつが、
  月を背にして丘を跂を引き引き上って来る3人の痩せた傴僂せむし
  老魔のように見えた。・・・”
 
                         【「炉辺荘のアン」 第34章】

     そして、こちらの花、
    つい先ほど撮って来ました。

     坂を下りた川縁(かわべり)の
    叢(くさむら)に、野の花が一塊、
    咲いているような気がしたものです。

     それは、こんな花でした。
    ただそこには、つい先日までは、
    野生化した色とりどりの 「白粉花」 や
    「キバナコスモス」 が咲いて
    いましたのに。
    綺麗に刈り取られていました。







     冒頭の写真の野の花は、「藪蘭(ヤブラン)」、
    すぐ上の白い花は、「玉簾(タマスダレ)」 である事を
              【空見さん】 より教えて頂きました。
              いつも有り難うございます。(’09.8.07)