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今朝は真珠色の空で明けました。
そんな中、玄関先の朝顔は、ピンクと青色の花が
今まで以上に乱れ咲き・・。
嬉しい悲鳴を上げると同時に・・笑みもこぼれます。
そう言えば、蝉も。今朝は、いつにも増して賑やかです。
朝顔に負けずに声を張り上げているような気がして。
(そういう事にしてしまいましょう)
ただ、午前10時頃からは雨も降り出して来ました。
すぐにやみましたが、いつも以上にムシムシしています。
さて、上の写真。実は、昨夕の空です。
遅ればせながら、庭のドクダミを採っていて、ふと見上げた空が染まっています。
慌てて 2階のベランダに。その空は、すみれ色からピンクに。
こうなりますと・・。我家から見える空(東&南)ではなく、他の空が眺めたくなります。
家からすぐの急坂を下りますと・・待っていたのが、3枚目の空です。(北東の空)
“・・・夕闇は、どこから垂れ込めるのかしらとウォルターは思った。
こうもりのような翼を持った大きな精が紫色の壺から世界の上に
降り注ぐのだろうか?
月が上りかけ、風に捩じれた3本の蝦夷松が、
月を背にして丘を跂を引き引き上って来る3人の痩せた傴僂の
老魔のように見えた。・・・”
【「炉辺荘のアン」 第34章】
そして、こちらの花、
つい先ほど撮って来ました。
坂を下りた川縁(かわべり)の
叢(くさむら)に、野の花が一塊、
咲いているような気がしたものです。
それは、こんな花でした。
ただそこには、つい先日までは、
野生化した色とりどりの 「白粉花」 や
「キバナコスモス」 が咲いて
いましたのに。
綺麗に刈り取られていました。
冒頭の写真の野の花は、「藪蘭(ヤブラン)」、
すぐ上の白い花は、「玉簾(タマスダレ)」 である事を
【空見さん】 より教えて頂きました。
いつも有り難うございます。(’09.8.07)