【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夢の香り

2009-08-28 15:35:15 | 心の宝石箱


   昨日より、ちょっぴり蒸し暑くなった
  今日は写真のような空で明けました。

   時折、太陽は顔を覗かせている
  ものの、真珠色の空になっています。

   そうそう、早くも昨夜などは、
  虫の音楽会、たけなわでした。

   「リ、リ、リ~ッ」 「チ、チ、チッ・・」。
  こんな風流なもてなしを虫達が催して
  くれているのですもの、テレビなどを
  付けていては勿体ないですね。

   こんな時、「想像の余地」 で、
  思い切り遊びます。
  
   忽(たちま)ち、この我家が、
  山小屋にだってなれるのですから。
  
   アン でなくとも、この想像力には
  随分、救われております。

   「あたしに、こんな想像力が
  あって幸せだったわね。
  きっと素晴らしく役に立つでしょうよ。
  想像力のない人が骨をくじいた時は、どうするのかしらね、マリラ?」

                                           【「赤毛のアン」 第23章】

   ところで、“太陽の香り” って、嗅いだ事、おありですか?
  布団を干した時にふと感じる、何とも言えない、懐かしいような温もりのある香り・・。

   それは、幸せの香りでもありますね。
  以前にも紹介しました、『美容の天才365日』 にも次のような記述がありました。

【太陽を嗅ぐ】

 ・・・私自身がそれ(太陽の香り)をいだのは、ほんの数年前。
その時まで太陽が香りを持つ事すら知らなかったのだ。

 それは、ある中年ご夫婦の家に泊まりに行った時の事。  ・・・略・・・
客用の寝室に置かれたベッドは、たった今ベッドメーキングされたように、
ふっくらとしていて、触るとホワッと温かかった。

 嬉しくなってベッドに滑り込むと、いきなり仄かな甘い香りに包まれる。
香水の香りほど確かなものではなく、花の香りほど甘くもない。

 一体、何の香りだろうと暫くその香りの記憶を辿っていたが、
恐らくそのまま眠ってしまったのだろう。  ・・・略・・・

 朝起きがけに、凄くいい香りがしたけれどあれは何? と聞いた。
その答えが 「太陽の香り」 だったのである。

 その日一日、私の体はふわふわしていた。
“いい夢を見るという” 快感。その夢を太陽の香りで誘い出すという贅沢。
まさに夢のような睡眠美容である。     【美容の天才365日】 ~より