こんな美しいすみれ色の空。
早起きした甲斐があったと
いうものです。~なんて。
尤も、もう一度、ベッドに
引き返しましたけれど・・。
それでも昨日の日中は、
残暑が厳しくて。
気温が下がったのは、
やっと夜になってから。
となれば、虫の音楽会も
心地良く楽しむ事が出来ました。
今朝になりましても、その音楽会、続いているようです。
それとも・・? 早くも今宵の音楽会のリハーサルをしているのかも知れませんね。
性懲りもなく今日も、
朝の美人こと、朝顔の写真から。
いい加減、よして・・と、
言われるかも知れませんね。
でも、今の季節、私にとって
この朝顔は、一番気になる存在なの
です。どうか大目に見て下さいね。
今日は、
何と言いましても冒頭の写真。
昨日も記しましたように私は、
朝顔は今も昔も青か紫色と決めています。
従って、ピンクの朝顔など、求めた覚えはありません。
でも、どういう訳か・・ポツンと1輪だけ咲いていた事は、これまでも何度かあります。
そして昨日のブログでは、柄にもなく、植物にも心がある・・なんて記したものです。
このピンクの朝顔は、紛れ込んだか突然変異だなんて・・。
その結果が今日の冒頭の写真・・としましたら・・。
偶然とは言え、言葉もありません。
余談ながら・・この夏は、私にとってなぜかミステリーが多いのですもの。
「庭の塀の所に波のように揺れているあのけしをごらんなさいな。
・・・略・・・何一つ手をかけてやらなかったんですけれどね。・・・略・・・
毎年、何かしら、あのような嬉しいびっくりする事がありますのよ。」
【「炉辺荘のアン」 第16章】
アン もこのように言っていますものね。
嬉しくて、びっくりするような事、あって当然かも知れませんね。
ところで、『アンの世界』 に、朝顔が登場しないという事は、以前にも記しました。
でも、炉辺荘のベランダに日本提灯を吊るすほどのアンですもの。
もしかして・・朝顔の存在を知らなかったのでは・・? なんて、思ってしまいます。
アンは、儚い花が好きなんですものね。けしよりも儚いその花を嫌いな筈がない・・と。
「一日しか生きていませんものね。
でも、何て堂々と、何て豪華に生きる事でしょう。
その方がほとんど永久的に長持ちする強張った、
嫌な百日草より良くありません?
炉辺荘には百日草は1本もないんですよ。
あたし達と仲良しでない花と言えばあれだけなんです。・・・」
【「同」 第16章】
こちらは、
つい先ほど撮った朝顔です。
あの濃いピンクが、
こんな色になりました。
大好きな薄紫色。
青色の朝顔は時間が経ちますと、
ピンクになりますから、
結局同じ色に。
やっぱり・・不思議です。