【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

晩夏の競演

2009-08-22 17:23:17 | 四季のスケッチ


 


   昨日の午後には青空も見えました
  のに、今朝はどんよりした空で
  明けました。蒸し暑くなっています。

   そんな真珠色の空に映えているのは、
  今日も朝顔。
  ここに来て一気に競演です。

   毎年夏の終わりに繰り返される、
  いつもの光景。
  そうそう夏の終わりと言えば・・。

   今年初めて蛁蟟(つくつくぼうし)の
  鳴き声を耳にしました。

     それにしても不思議ですね。面白いですね。
    本当に、「ツクツクボウシ・・」 と言って鳴くのですから。
    (尤も、そう思って聞くからかも知れませんが・・)

     「ツクツクボウシ、ツクツクボウシ・・エイヤ~、エイヤ~ッ!」
    ~なんて、掛声のようなものには、思わず笑ってしまいます。
    
     「ヨイショ~ッ、ヨイショ~ッ」? かも知れません。
    可笑しくて。滑稽で。

     そして、それに呼応するかのように、
    「グググッ、グ~ッ、 グググッ、グ~ッ」 と、リズムよろしく鳴く鳥も。
    
     何の鳥か分からず、声も決して美しくないダミ声? ですが、こちらも競演のようです。
    夜には、虫の演奏会も始まりましたし、毎年の事ながら自然の営みには、
    しっかり癒やされています。





     ところで、余談ながら昨日の続きを。
    『アンの世界』 の中の日本の描写です。

     昨日は 【アンシリーズ】 の中から紹介しましたが、
    実は姉妹誌、『エミリーシリーズ』 にもそれはあります。

     極めつけは、日本の王子(皇太子)がエミリーに恋・・? と
    言った件(くだり)。ちょっとこれには驚いてしまいました。

     “またいとこのルイズ・マレーが日本に20年も
    住んでいたのだが、デリー・ポンドの家に帰って来て
    日本の王子 を連れて来た。・・・略・・・

     彼は英語が非常に上手だった――
    そして月の出の頃に彼と庭を散歩した――
    そしてほとんど毎晩、やぶにらみのとまどった顔の黒い髪の毛を
    繻子しゅすのようにすべすべと、とかしたプリンスが、
    ニュー・ムーンの客間に見えた。・・・略・・・”

                                   【「エミリーの求めるもの」 第17章3.】

     今日も、いつの間にか青空です。
    つい先ほどまでは、青空にポカン、ポカンと白い雲が浮かんでいましたが、
    今では一面、何もない空になりました。明日は晴れますね!