連日、爽やかな朝が続きます。
昨夜などは窓を開けていると、
肌寒さを覚えるほど・・。
そして今朝は、「チ、チ、チ・・」 と、
蝉(せみ)ではなく虫の声。
勿論、こんなに朝早く聞いたのは、
初めての事です。
空気もカラッとしていて、
いよいよ “秋” を思わせます。
それは路傍の草花にも・・。
つい先日までは、ムッとした夏独特の
「草いきれ」 を感じていたものですが、
いつの間にか秋の匂いに・・。
季節にも、それぞれの匂いがありますね。
そうそう今朝の朝顔。
今度は、地面すれすれに咲きました。
遥か上へ上へと・・天上に伸びるのが好きなものがあるかと思えば、
こんな風に地面が好きなものも。
でも、上でも下でもこんな美しい色ですもの。思わずハッとさせられます。
さて、こちらの写真。
駅に行く通り道にある、
1軒のお宅です。
ちょっとした小さな曲がり角に
あるため、
いつも視界には入っていましたが、
別段気になる家でもありません。
あれは、いつ頃だったでしょう・・?
家のすぐ側、板塀に沿って、
50㎝位の空間があるのですが、
そこに草が伸びているのが目に留まりました。
ちょっぴり、この家を意識した瞬間です。
そして今回。
夏ですので、その時の草丈は伸びています。そしてこの通り・・。
まだそんなに、月日は経っていないようですが、人の気配は感じられなくなっています。
「あたしは古い、空き家を見るとたまらなく悲しくなるのよ」
アンは夢見るような表情で言った。
【「アンの青春」 第2章】
古くなった家ならまだ分かりますが、
つい最近まで生活の痕跡が伺えるのも、たまらなくなりますね。
尤も夏は、ちょっと留守にしただけでも草は伸びますが・・。
こちらの今日の雲・・
今度は、「ハチ」 の姿に見えます。
空の雲で遊んでいます。
曇って、楽しいですね!