【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

七夕物語

2010-07-07 16:07:07 | 四季のスケッチ




   梅雨の中休みが続きます。
  ただ、午後になって夕立が・・。
  随分、涼しくなりました。

   今日も朝から小さなお客様。
  アゲハ蝶は、もう何度も
  やって来ていますが、
  「シジミ」 は今年初めて。

   そんな事もあって、
  シジミの写真を撮っていましたら・・。

   アゲハ蝶も仲間に入りたいのか、
  セージとこの黄色い花、
  ユリオブス・デージーの間を
  行ったり来たり。

   でも不思議な事に、
  ユリオブス・デージーの花に止まる気配はありません。

   どうせなら、こちらに来て一緒に写真に・・
  ~なんて思うのですが、アゲハ蝶にも好みが
  あるようで、上手く行きません。



   さて、今日は 「七夕」 ですね。
  当然、梅雨の真っ只中
  ですから、お天気は悪く、
  織姫と彦星は永遠に会え
  そうにもない・・
  ~なんて思ってしまいます。

   それもこれも、
  数々の伝統行事や季節感は、
  旧暦に基づいているからです。

   その七夕は旧暦ですと、
  丁度1ヶ月遅れ。

   その頃となれば、満天の星。
  天気は安定し雨は全く心配ありません。

   ここ最近になって、テレビなどでも
  「織姫と彦星は恋人ではなく夫婦」
  ~なんて、盛んに流していますね。

   夫婦だと知っていたのは大人でも
  全体の1割なんて言っていましたが・・。

   人間というものはおかしなもので、
  子供の頃に読んだ本などで、夫婦だと既に知っていたとしても、
  いつの間にか恋人にすり替えてしまう・・。

   恋人の方が、何となくロマンティックですもの。
  少なくとも私はそうでした。本当の物語はと言いますと・・。

   「結婚した2人は、それぞれの仕事である、
  機(はた)織りと牛飼いを怠けます。

   そのため織姫の父親である天帝は怒り、
  罰として2人を引き離します。

   しかしながら、1年に1度だけは天の川を挟んで会う事を許した・・」
  こんな伝説に基づくものだとか。

   そして七夕に願いを短冊に書く言われも、
  「稲の開花時期である七夕に豊作を願う」、

   「機織りが上手な織姫にあやかって、
  手芸や習字など手業(てわざ)の上達を願う」
  ~からとの事。間違っても恋愛成就の願いではないようです。

   それにしても太陽暦だけでは、
  このような伝統の季節感とズレが生じてしまいますね。

   本来の季節感が気薄になり、
  形式的になって来たのも、そのせいかも知れません。  
 







   



   本当にその通りですね。
  でも一方で、何を思ったか・・今頃咲く
  「ヴィオラ」。随分、遅い目覚めです。
  (今年初めてのお目見えは、【こちら】

   携帯電話の普及で、帰巣能力を失いつつある鳥の話も聞きます。
  この処の 「ゲリラ豪雨」 と言い、待ったなしのような気もします。