【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

梅雨色の空に映える原色の花

2010-07-13 18:18:18 | 香る庭の花綴り
 
【“考える人” 状態の 「ハイビスカス」 & 上を向いた 「ハイビスカス」】




   起床時には降っていなかった雨がポツポツと落ちて来たのは、何時頃だったでしょう。
  朝も、さほど遅い時間ではなかったような気がします。

   しかしながら、その雨も1時間位でやみ、薄日も射して来ました。
  尤も今は又、弱い雨が降っています。

   日本全国、至る所で豪雨のニュースが流れていますが、
  幸い、こちらでは今の処、事なきを得ています。
  雨の合間を縫って、こうして写真を撮る事が出来ますから。

   そんな中、向日葵(ひまわり)と同じように太陽と青空が一番似合う、
  ハイビスカスが今、次々と花芽を付けています。

   そのハイビスカス、つい先日は真っ直ぐ上を向いていましたのに、
  早くも “考える人” 状態に。

   ハイビスカスも、浮世の事など・・? 色々と考える事が多いのかも知れません。
  そう言えば、ボッグセージも同じですね。

   ~なんて、冗談はさて置き、ボッグセージはあまりにも伸び過ぎて、
  腰を曲げています。雨に打たれた事もありますが、遠慮深い花なのですね。



   ところで、今年は朝顔の生育があまりよろしくありません。(咲いたのは玄関先だけ)
  こちらの蕾は、「夕顔」 です。( 写真)

   そう、「源氏物語」 や 「枕草子」 にも登場していますね。
  わが国では、こんなにも古くから栽培され、親しまれて来た植物です。

   この夕顔・・語感も優しく、何と素敵なネーミングでしょう。
  夏の太陽が落ちて、夕闇が迫り来る頃になると辺りを照らすように、
  ひっそりと白い花を開きます。こんな処も、ロマンティックですね。

   夕顔の花言葉も朝顔と同じ、「儚い恋」。
  花色も、朝顔と違って “白” だけですものね。朝顔以上に、ピッタリの気がします。