

ただ気温は同様ですが、今日は若干、ましかも知れません。
とは言え、暑さに何ら変わりはありませんが・・。
ところで、朝6時のNHK FMの 「バロックの森」 から
ずっと付けっ放しにしているラジオから流れて来たのは、
「かもめの水兵さん」。
可愛い歌声に、
思わず暑さを忘れて聴き入ってしまいました。
同様に暑さを忘れる読み物と言えば、ミステリー&スリラー。
先日のアガサ・クリスティーの短編集は、読んでいたものもありましたが、
暑さで何となく気分の集中しない中では、ピッタリだったような気がします。

モンゴメリーとクリスティーの
共通点を改めて発見。
こんな短編では良い意味で、
凝縮されますから如実に
感じるのかも知れませんね。
例えば、こんな表現。
「頭のてっぺんから
爪先まで・・」
「崇拝者」、「分別のある人間」 等など・・。
思わず訳者に目を走らせたものですが、様々な方。
おまけに前から申していますように、お茶のシーンや銀食器なども。
暖炉と安楽椅子は当然のように、私の大好きなレースも、ふんだんに出て来ます。
それにしても大層優雅な格好をして編み物なのですね。
と言う訳で、もう1度私は出口保夫(でぐち・やすお)著 「イギリスの優雅な生活」を。


・・・ 略 ・・・ 彼は、どっしりした、大きな 安楽椅子 にしゃんと座っている、 伯母の方を 暖炉 越しに見やった。 ミス・マープルは、腰回りのきゅっと緊まった黒い綿織の服を着ていた。 メクリン産の レース飾り が、上衣の前の処で波形に垂れていた。 又、黒い レースの長手袋 をはめ、黒い レースの室内帽 が、 束ねられた真っ白な髪の上に乗っていた。 彼女は編み物をしていた ―― アガサ・クリスティー 「火曜の夜のつどい」 より |
