【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

典雅な微笑

2011-11-06 15:52:52 | 薔薇の追憶

【アイボリーの薔薇が・・】



【少しずつ・・】


その年は冬の到来が遅く、季節は大変暖かかった。
地面には雪もなく、ジョー・レイモンドの
ボートが青岬の砂浜に打ち上げられてから
ひと月ほどして、庭をぶらぶら歩いていた
サイラはもつれあった葉の陰に
数輪のパンジーが咲いているのを見つけた。
                   【「アンをめぐる人々」 10.】


   起床時、雨こそ降っていませんが、
  いつ降り出しても
  おかしくないような重い空。

   それでもそんな空のまま、
  時間は虚しく経過。
  
   “今日は雨降りでは・・?”
  慌てて天気予報を。

   昨日とは一転して、
  1日中曇り空になっています。
  
   それならと・・慌てて洗濯機を回し・・。
  でも、パラッと来て。
  慌ただしい休日の朝の一駒です。

   そうそう気温。相変わらず暖かい!
  居間の気温は24度もあります。

   この調子でこのまま行けば、
  今年の紅葉は12月だとか。
  
   でも、あの 『アンの世界』 でさえ、
  12月にパンジーが咲くほど暖かい年があったのですから、
  特別に異常気象だと言うのでもないのでしょう。そう思いたいです。


【純白の大輪に】


   さてそんな中、典雅に微笑んだのはリラ版 「白い貴婦人」。
  軒下にありますので、ほとんど雨もかかっていません。

   今日の重い天候で、何となく重苦しい気分を一掃してくれるかのような笑顔。
  おまけにとろけるような芳香も。今の季節、香りも一層際立つようですね。

   昨日は、アイボリー色が増していた花びらも、
  笑顔が満開になるに従って純白になって来ました。

   光の加減など今日はありません。写真そのままの色。
  そして、その花の直径は15センチもの大輪に。

   暖かいからでしょうね、今年は後、何輪もの蕾が出番を待ち構えています。
  薔薇にとっては大層、快適な秋なのかも知れません。