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11月 が炉辺荘に押し寄せた。 黒ずんだ丘には丘よりももっと黒ずんだ エゾ松が行軍するかのように生い茂り、 暮れ足の早い晩方、いかつくそびえていた。 (中略) しかし日によっては風さえ愉快そうに 銀灰色の楓林を吹き渡る事もあり、 又、全然風がなく、小春日和 の日射しも暖かく、 葉の落ちた木々が芝生一面に静かな影を落とし、 日暮れには寒さの身に沁みる 沈黙の訪れる日もあった。 【「炉辺荘のアン」 第12章】 |
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今朝の起床時の空は、ほんのり桜色。
おまけに、ぼんやり靄もかかっています。
この空は・・そう、まるで春のよう。
おまけに昨日もそうですが、今日も暖かい!
11月の今頃の気候を “小春日和” というのも頷(うなづ)けます。
尤も晩秋と言うにはちょっと暖か過ぎますけれど。
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カレンダー(2012年)を求めました。
繊細なタッチと柔らかい色遣い。
画から滲み出る優しさ。
夢溢れる、その絵は、
眺めているだけで癒やされます。
もし心が苛立っているとしたら、
この絵を眺めた途端に、
ス~ッと治まる事、間違いなしです。
2カ月毎に1枚の絵ですが、
素敵なメッセージも添えられていて。
そうそう、(絵の作者は違いますが)
ついでに “冬の花シリーズ” と題した、
シクラメンの絵柄の便箋と封筒も。
勿論、縦書き用。
今は手紙なんて、ほとんど
書きませんが、つい求めてしまいます。
少女時代の習慣の唯一の名残りかも知れません。
もう一つのハンカチを買う趣味はすっかり影を潜めてしまいましたが・・。
でも便箋コーナーって、相変わらず素敵な物が並んでいますね。
という事は需要があるという事ですね。
手紙を書かなくなった自分自身に反省です。