【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

晩秋の “ほっとピンク”(撫子色)

2011-11-17 16:23:16 | 香る庭の花綴り

【インウォールクラータ(今日の写真)】







「今年の 11月 は何ていい月だったのでしょう!
アンには自分を相手に話すという、
子供の時からの癖がまだ残っていた。

「たいがい 11月 は嫌な月なんだけれど・・・
『年』 が急に自分が年取った事に気が付いて、
むやみに泣いたり焦ったりしているような具合でね。
今年は年の取り方が上品だわ・・・
                   【「アンの青春」 第10章】


                                     

                                【蕾の写真(11月10日)】
   こちらは今日も秋晴れ。
  朝の気温は昨日以上に
  冷え込みました。15度。

   それでも1歩、庭に出ると日溜りは
  暖かく、ごそごそと動き回れば汗ばむ程。

   薔薇はまだまだ沢山の蕾を
  付けていますが、以前から咲いて
  いて、しかも(薔薇に気を取られて)
  出番のなかった、
  「インウォールクラータ」 です。

   毎年晩秋に、そうまさに
  今の季節に咲く花。

   夏には葉っぱが、バッタや
  カマキリの餌食(えじき)になり、
  それがまるで切絵細工様に
  なる事も記憶に新しい所です。

   今日、やっと・・と言いますか、
  以前の写真も併せて
  日の目を見たという訳です。

   本来でしたなら、アース色に変わる草花の中で、
  この 「インウォールクラータ」 の
  ショッキングピンクは、本当に貴重な彩りでしたのに。

   ショッキングピンクは日本名で言えば、
  「撫子色」 でしょうか。「石竹色」 というのもありますが・・。

   これまでもそうでしたが、特に暖かい今年は、それ程目立ちません。
  又、花びらには芳香もあるのですが、これも薔薇には敵いません。
  いずれも、この花には何の責任もない事なのですが・・。