【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ラグジュアリーなひと時

2011-11-22 18:23:58 | 趣味の器(壺)~その他

【庭から採って来た 「金魚草」 を硝子の靴に】




その年は冬の到来が遅く、
季節は大変暖かだった。
地面には雪もなく、ジョー・レイモンドのボートが
青岬の砂浜に打ち上げられてからひと月ほどして、
庭をぶらぶら歩いていたサイラは
もつれ合った葉の陰に数輪の パンジー
咲いているのを見つけた。
                   【「アンをめぐる人々」 10.】



   雲一つない快晴となりました。
  こんな空は本当に久し振り。

   こんな時、右を向いても
  左を向いても前も、後ろも・・
  青 ― 青 ― 青という常套句が
  つい出て来ます。

   そんな空のせいか朝は
  随分、冷えましたが、
  これでも暖かいくらいでしょう。
  日中は日光のお陰でぽかぽかです。

   そんな日溜りに未だに
  咲いている金魚草。

   この金魚草、『アンの世界』
  では勿論、A・クリスティーの
  ミス・マープル物にもよく登場します。

   例の 硫黄色の金魚草
  記憶に新しい所ですね。
  それにしても・・。

   「日本のアンの世界」、北海道にさえ、早くも雪が降りましたのに、
  あの 『アンの世界』 にも冬の訪れの遅い年があった・・。

   今のこの気候は、確かに異常気象でしょうが、
  そう思う事によって僅かばかり慰められてもいます。




   さて、今日の写真。ここで訂正とお詫びがあります。
  【15日付】 のブログに1輪挿しの花瓶が純銀と記しましたが、
  間違っていました。正しくは97%の“錫(すず)”。

   あれから暇があれば、スプーンを探しているのですが、出て来ません。
  代わりに出て来たのが 「セルウィン・ピューター」 のワイングラス。
  すっかり忘れていた代物です。確かシンガポールで求めた物。

   箱の上に97%、TINと書いてあるではありませんか・・。
  TINとは “錫”。道理で光沢がなかったと。
  
   ~なんて、言い訳をしても始まりませんね。
  奇しくも1輪挿しと同じメーカー。龍の絵に見覚えがあります。

   ところで、この錫のカップで頂くワインは、
  より味がまろやかになり、すこぶる美味との事。
  そして花は、より長持ちする効果があるのだとか。

   今日は、久し振りに 「アースライトキャンドル」 も取り出した事ですし、
  折角ですので、このワイングラスで頂くことに。
  
   お味は・・? う~ん、ちょっと分かりません。
  これからは、しまい込まないでせっせと使う事に致しましょう。