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何週間もフォア・ウィンズの海岸を 赤く燃やしていた華やかな彩りは薄れ、 晩秋の柔らかな灰青色の丘に溶け込んだ。 何日も原や海辺は霧雨に煙り、 物悲しい海風に身を震わせた ―― 【「アンの夢の家」 第14章】 |
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ごく弱い雨が降ったりやんだり。
この雨は冷たい雨との事でしたが、
起床時には意外にも暖かく
感じたものです。
そう言えば昨夜も。
厚い雲に覆われていたからでしょうね。
ただ庭の紅葉(もみじ)、
真っ赤に紅葉する前に昨夜からの雨と
風で、その葉っぱを散らしています。
お隣も同様。
はからずも上記の
『アンの世界』 のように。
いいえ、『アンの世界』 は、
何週間もの間、
赤く燃やしたのですものね。
赤く燃やさないまま散るなんて・・
紅葉も残念でしょうね。
このまま出来るだけ長く留まってくれる事を祈るのみです。
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さて、今日の写真。
先日に続き又々、叔母からの貰い物です。第2弾と言った処でしょうか。
今日の天気のような日は、ふと温もりが恋しくなりますものね。
そんな時、ヒンヤリ感のある陶器より、肌に優しい木の器は最適です。
以前、貰ったものは 【会津塗り】 のお碗でしたが、
今回は 「蘭彫」 のもの。
我家の漆器の数も大分増えて来ましたが、
このように素材を生かし、木の肌合いを直(じか)に感じられる器は初めて。
何でも 「拭き漆」 が施されているのだそうですね。
素朴で気に入っています。
ところで英語では磁器の事を 「チャイナ」、
漆器の事を 「ジャパン」 と呼ばれますが、
奇しくもアジアの二つの国の名が器に付けられているなんて。
ヨーロッパにもたらされた漆器は王侯貴族を魅了し、
かのマリー・アントワネットも熱心なコレクターだったとか。
その漆器、9000年前の縄文遺跡からも発掘されているそうです。
日本が漆器の発祥地かも知れませんね。
それ程輝かしい歴史のある漆器。
「お目にかかるのはお正月だけ」 というお宅も多いのではないでしょうか。
気軽に普段使いしたいものですね。