その8月、小さな家の庭は 遅咲きの薔薇で真っ赤に染まり、 蜜蜂の群れが好んで集まって来ていた。 小さな家の人々は ここで暮らしているようなもので 、・・・ (中略) ビロードのような夕闇を大きな夜の蛾が 突切る黄昏時をそこに座って 過ごすのが気に入っていた。 【「アンの夢の家」 第38章】 |
早いもので今日は立秋ですね。
暑い、暑いと言っているうちに。
オリンピックに夢中になっている間に。もう残暑なのですね。
それにしても “なでしこ” 頑張りましたね。
いよいよ決勝へと駒を進めました。
そして今日は男子と。当分、寝不足の日々が続きそうです。
さて、昨日の青色・・所謂(いわゆる)瑠璃(るり)色と違って、
萌葱(もえぎ)色は、とりわけ好きな色・・
という訳ではありません。
でもこのゴーヤの葉っぱに覆われたこの場所は、
今だけ、この季節だけの別天地。
しかも、この窓辺のティータイムは萌葱色に染まり、
「想像の余地」 の宝庫。
今日の引用文ではありませんが、
1日のほとんどをこの場所で過ごしている事に気付きます。
そんなこんなで。1週間振りですね。
『カフェ 「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
ついでに萌葱色の花瓶やカップを取り出しました。
探せばあるものですね。それはそれで・・色を揃えるのも楽しいものです。
今日のお茶請けは、お隣から。
このお菓子は、ご主人のご実家の製品。有名な御菓子舗です。
かりん糖は、いつも頂いているのですが、その美味しいこと!
1袋、それこそアッという間に頂いたものですから、既に影も形もありません。