【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青い壺

2012-08-24 16:27:56 | 趣味の器(壺)~その他

【水色の地に藍の花 「七寳玉釉唐草」 ~ 安藤七宝店


【青磁の壺 (宇野 宗堯) & 飾り皿(有田焼 「今右衛門」】








青い陶器の空 に空が澄んで、
真昼静かに、その郊外の道の辺りの松林に、
松の淡黄の花粉が散る ――       
              【吉屋信子作 「女の教室」】


   




   起床時は雲、一つない青空。
  しかも雨が降ったようで、キラキラ、キラッ~☆

   雨粒の宝石を纏(まと)った植物達の美しいこと!
  その中でもひと際、目を引く薔薇。

   どんなに暑くても変わりなく凛と咲く姿に、
  どれだけ勇気を貰った事でしょう。

   そんな薔薇でさえ、
  今朝ばかりは満面の笑顔のように見えるのです。
   












【こちらは昨日の壺】



   


   さて、今日の写真。
  「青い壺」 なんて、そのものズバリのタイトルですが、 
  シンプルなそれには、神秘性を感じます。

   そう言えば、同名の小説が有吉佐和子の本にありますね。
  もう一つ、A・クリスティーの小説(短編)には、
  「青い壺の謎」 と言うのも。

   いかにもミステリー性たっぷりですが、
  この短編は、珍しくミステリーではないようですけれど。
  それにしても、青い壺には独特のものがありますね。

   ところで青が好きな事は、再三述べていますが、
  硝子ならまだしも、陶器にはあまりありませんね。

   色もそうですが、ヒンヤリした感触も夏にピッタリです。
  8月も後、1週間。滑り込みセーフと言った処でしょうか・・。

   そうそう今日の引用文の 「青い陶器の空」。
  冒頭の写真のような陶器(実際には七宝)なのかも知れません。

   壺の地色は写真では白に見えますが、実際は水色です。
  この壺を見て大いに納得したという次第です。