

片隅に可愛い小さな食器棚があり、 棚は扇面崩しの模様の 白い紙で飾りがしてあり、 扉には花束の絵が描いてあります。 「塔」 には窓辺の席があり、 丸い 青いクッションが1つ載っています。 (中略) ・・・棚は2段になっています。 上の棚は洗面器と、駒鳥の卵のような 青色の 水差しが載るだけの大きさで・・・ (中略) その上の棚には白い陶器の 貴婦人が座っています。 ピンクの靴を履き、金メッキの帯を締め、 金色の陶製の髪に 赤い陶製の 薔薇 を挿しておりました。 【「アンの幸福」 最初の1年】 |

朝からカンカン照りの空、昨日以上の暑さとなりました。
昨日も記しましたが、やはり蝉の鳴き声は朝のほんのひと時だけ。
気温は、それこそ夏最盛期に勝るとも劣りませんが、
全身全霊をかけてひとしきり啼く蝉の声に近付く秋を感じ、
何だか切なくなります。暑いのは嫌ですが。
とは言っても、昔は夏が大好きでしたっけ。
“夏よ、去らないで・・” と言った処でしょうか。
矛盾しているようですが・・。

【妖精の糸】

さて今日の写真。
私は元々、瑠璃色を含む青色が好きで
家のあちこちに置いています。
それは硝子の器だったり陶器の壺だったり。
夏は、とりわけこの青色に “涼” と“ 元気” を貰います。
今日は、ちょっと 『アンの世界』 のある部屋の描写を。
どこにでもある部屋の様子ですが、
こうして文章に表しますと、 「想像の余地」 は
いかようにも膨らみます。そんな所が本の持つ素晴らしさでしょう。
そうそう、冷房の効いた室内から
何気に外を眺めていましたら・・。
見慣れない蝶が先程から行ったり来たり。
さすがの私も暑さが億劫(おっくう)で
躊躇(ちゅうちょ)していましたが、再三の挑発に?
重い腰を上げました。でも、アウト。
代わりに又々、妖精の糸を。変わり映えしませんが・・。