



ひっそり静まった夜で、 花開いた薔薇の囁き ―― 雛菊の笑い声 ―― 草の歌 ―― など多くの優しい声々が全て 混ざり合って聞こえるかと思えるほどだった。 見慣れた畑を照らす月光の美しさが 世界を明るくしていた。 【「アンの愛情」 第29章】 |

今日も暑くなりました。この暑さは、
どうやら全国的のようですね。
それでも朝早い時間、木陰などでは、
そよそよと風が吹き、晩夏の風を全身に感じたものです。
そんな中、生き々と・・本当に瑞々しく、
一気に薔薇が蕾を付け始めました。秋薔薇。
春と違って、虫が付かないのも嬉しい事です。

さて、今日も赤い薔薇。そう、リラ版 「公爵夫人の薔薇」。
薔薇と言えば言うまでもなく、“愛と美” の象徴ですね。
そして赤い薔薇の誕生には次のような伝説も。
息子キューピットの矢が誤って胸に当たり、
美少年、アドニスを恋するようになったヴィーナス。
イノシシに襲われたアドニスを助けようとしたヴィーナスが、
薔薇の棘を踏み、流した血で染まったという伝説を持つ赤い薔薇。
赤い薔薇の他の色にない格調高さは、こんな所にもあるのかも知れません。
ところで夜の静寂。
つまらないテレビなんて消して、様々な自然の声を聞きたいですね。
最近では、日に日に聞こえて来る虫の声が増えて来ました。
薔薇の囁きや雛菊の笑い声も、そのうち聞いてみたいです。