



夏が終わりかけている。 この感じはいつも強烈だ。 言葉の能う限り痛烈だ。 空には 鱗雲 と 積雲 がこもごも現れ、 空気の中にほんの少しずつ 薄荷 が混じって来る。 【三島由紀夫作「天人五衰」~『豊饒の海Ⅳ』】 |


天気となりました。
相変わらず日中は、
残暑が続きます。
ただ昨日と違って、
見上げた空には
鱗(うろこ)雲。(写真)

こんな空こそ、三島由紀夫の
描いた空の通りではありませんか。
こちらの文章、つい先日も登場したばかりですが、
敢えてもう1度。こんな風に暑さの中にもふと感じる秋の気配。
今日は蛁蟟(つくつくぼうし)の鳴き声と共に、日中でも虫の声。
勿論、夜の演奏会は日に日に盛会となりつつあります。
そうそう 薄荷 の事。
先日は、青い空 (硬い空)で
吉屋信子と三島由紀夫の共通点を発見しましたが、
今度は薄荷で、モンゴメリー、『アンの世界』 との共通点。
面白いですね。



そして今日も薔薇。
連日のようにお伝えしていますし、同じ赤い薔薇ですから
変わり映えしませんね。でもその表情は毎日違います。
忘れてはならないのが蕾の美。
これこそ薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)でしょう。
プラス、香り。もう夢中です。