【「半夏生(ハンゲショウ)」】
【「インウォールクラータ」 の葉】
庭と言っても、八ツ手や楓が、 何てなしに雑然と植えられて、 その庭土の上には、縁日などに、 時たま買って来た草花の鉢が幾つか、 すがれたまま置いてあるだけの事だが、 でも縁先の柱に近く触れる程、 繁った芭蕉の大きな葉がばさりと揺れて 葉に裂け目の沢山入って来たのが、 この庭に 秋を知らせる風情 の一つだった。 【吉屋信子作 「良人の貞操」】 |
朝から雲一つない空。厳しい残暑が続きます。
それでも朝早い時間には木陰ではさわさわと風が吹き、
ガーデンテーブルの上には木の葉のシルエットが踊ります。
昨年同様、藜(アカザ)も大分、背丈を伸ばして来ました。
(1本だけ切らないで伸ばし放しにしています)
そして半夏生。我家ではいち早く秋の風情です。
そうそう、インウォールクラータの葉っぱも。
こんな風に葉っぱに穴が開いて来ると、
そろそろ夏も終わり。盛夏の頃は綺麗でしたものね。
どんなに暑くても季節は移ろっているという事を教えてくれます。
そう言えば・・夜にも虫の声を聞くようになりました。
~なんて、ここまで記している所へゴロゴロ・・。
まだ晴れ渡っていますが、
雷が怖いのでPCの電源を落としました。
そのうち夜のように暗くなり・・。
と言ってもその間、結構時間はあったのですが。
先日の雨程ではありませんが、それでもかなり降りました。
そんなこんなで、およそ3時間。
(まだ雷は鳴っていますが)
やっとPCを開いたという訳です。
ところで、
こちらの朝顔は、屋根の上。
お昼頃、気付いたものです。
仲間と外れ、青い空を背景に、
屋根の上で一人旅。
さすがに強い太陽に照らされ、
ピンクになっていますね。
下ではご覧の通り。
お昼でも青さを保っています。
品種改良、進みましたね。
途中、作業は中断されましたが、
自然のシャワーは、涼しさを
もたらしてくれました。
それにしても、これだけ降れば、
打ち水効果は大。
今日ばかりは水やりも
しなくていいですね。
助かります。