goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

最近気になる可愛そうなオートバイ達・・・

2007年06月12日 | オートバイ
最近多いのがエンジンの不調に関してのメールや電話だ。

ほとんどの方が自分なりにキャブレターのオーバーホールをしても、調子が良くなら
ないとのこと。

バッテリーも新品にした! プラグも新品! キャブレタも綺麗にした! 
タイヤも新品! ブレーキも新品!

でも・・・

「高回転まで回らない」、「パワーがない」等々・・・

車種は旧いものでAS-1、新しいものでミニトレやRD125なのだが、忘れないで欲しい
のは、みんな30年以上前のモデルであること。

まして数年前まで丁寧に乗り続けていた車両は稀だろう。

仮に新車から10年間、大切に乗ってもらったとしても残り20年はエンジンは始動して
いないと考えて良いと思う。

それが突然キックされ「圧縮あります」等と言ううたい文句で売りに出され、キャブ
レターをクリーニングされ、これまたリハビリ期間も与えられずに公道デビュー!?

人間も1ヶ月も入院していれば体力は落るのだから、20年以上もじっと動いていな
かったピストン君には、もっとじっくりとリハビリしてもらっても良いのではないだろうか?

バッテリーを新品にしてもプラグを新品にしても、キャブレタを丁寧にオーバーホール
しても・・・

長い間じっとしていたピストンは?

一次圧縮室に溜まっている20年前ガソリンとオイルの混合物だったものは?

しっかり油分のなくなってしまったクランクベアリングは?

手に入れた方も「ゆっくりで良いから調子を取り戻すんだよ」とやさしい気持ちで接して
あげるとオートバイ君も安心して走り出せると思うのだが・・・
コメント (2)
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