マイケル・マクドナルドのボーカルですっかりAOR路線になったと嘆くファンもいましたが、
個人的には、このセクシーで野太い声が好きです。(^^)
今から二十数年前のこと、
長男を危うく早産しそうになり、産婦人科病棟に一カ月間入院した事がありましたが、
絶対安静のベッドの上で、
この「What a fool believes」
をヘッドホンで聴きながら足でリズムをとっていると、
回診にきた同世代の医師Xが
「何聴いてるの?」と声をかけてくれ、
「ボクも学生時代よくドゥービーズ聴いていたけど、マイク・マクドナルドのこの曲はイイよね。」
と、この曲がきっかけで、気安く会話するようになったのですが、
この医師については、ちょっとしたエピソードが…。(^^;;
ある時、同じ病室に腹痛を訴える南米からの留学生の女の子が急患で入ってきたのですが、
当初、医師Xは子宮外妊娠を疑っていた様子でした。
「妊娠の可能性は?」
根掘り葉掘りの医師Xの質問に、
業を煮やしたのか…留学生は病室に響き渡る大声で
「アリマセン!」とキッパリ。
案の定、2、3日経って虫垂炎である事が判明…。
留学生はバタバタと手術室へ移動したのでした。(≧∇≦)
「What a fool believes 」の歌詞の内容は、別れた恋人が忘れられず待ち続ける失恋男を揶揄するものですが、
聴くたびに、思い出し笑いをしてしまうのは、このエピソードのせいですね、きっと…。(^^)
http://youtu.be/M1AB2Ws0LB4

写真は、南仏旅行の際にアヴィニョンの街角で見つけた芸術作品??
清水由美
