言わずと知れたD・サンボーンのヒットアルバムです。
このアルバムは関西にいた頃、
サンボーンの来日公演の前によく聴いていました。
公演当日、オープニングでチューニングがズレていて、
最初のうちは観客のノリも悪かったのを記憶しています。
スタジオ録音のようには行かないのもLIVEの醍醐味ではありますが、
コンディションは如実に音に表れるものなのですね。
サンボーンを久しぶりに生で聴いたのは昨年9月、
ブルーノート東京でのボブ・ジェームズやスティーブ・ガッドとのセッションでしたが、
この時は、のっけから安定した伸びやかな音色で、
思わず ( さすがっ!) と身を乗り出して聴いたものでした。
実は、学生時代に副科でアルトサックスを習っていた事があります。
一番人間の声に近い管楽器で、
誰でも簡単に音が出るという話を信じて
友人からフランス製?の楽器を
格安で譲って貰ったのですが、
試験で吹いたアルルの女の「メヌエット」は、下手なクラリネット?のような音しか出せなくて…
理想が高かっただけに、ガッカリ。
(~_~;)
卒業時に結局あの楽器は後輩に譲りましたっけ。
金メッキのとっても綺麗な楽器でしたが…
今頃、どこの誰の手に渡っていることやら…。