声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

地面師の顔

2018-10-16 11:07:38 | 最近の話題
昨年の事件発覚直後に

たまたまラジオで取り上げられているのを聴いて、

大手ハウスメーカーの不動産部が騙されるほどの巧妙な手口に驚いた。


特に、

そのターゲットとなった廃業旅館の女主人を装った“病気で入院中の老女”を演じた女や、

土地取引の諸々に関わったとみられる複数の男たち…

私は、車の移動中に聞きながら、

“地面師”とは何者なのか…

あれこれと、その姿を想像し、

不気味な仮面をつけた複数の男女を想像した。



ラジオの解説は、想像力を膨らませるには充分な内容だった。


最後に「犯人は捕まりますか?」

というパーソナリティの質問に専門家は

「非常に巧妙な手口で、複数の人間が絡んでいて難しい」


と答えていたが、

プロの詐欺集団による60億円もの損害に驚きつつも、

騙された企業側担当者は、どのような思いをされているだろう…と、気になっていた。



その地面師グループが、ようやく逮捕されたという。

さすが、警視庁だ。


逮捕された60代の女とあるのが、

マスクで顔を隠して、

ほとんど何も話さなかった…という“病気の女主人”役だろうか…?



なんだか、ドラマや映画になりそうなストーリーだが、

所有者の高齢化等で充分に管理されていない都会の土地は、

“地面師たち”の格好の餌になるという事実、


そして、

恐らく、そういう土地が他にもたくさん存在するという事も

忘れてはいけないのだ。



しみずゆみ









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鳴き声の正体

2018-10-16 08:17:38 | Diary


息子の部屋から見える築地…

夜は灯りもなくひっそりしているらしい。
ニュースで言っていたネズミたちは、どこに移動したのだろうか…

ネズミの鳴き声を聞くと小さな動物を想像する…、


人間も、体の小さい人の方が大きい人より声が高めという傾向がある。


しかし、その鳴き声からは想像できない動物もいる…。


その昔、
横溝正史の映画のキャッチコピーだったか、

「鵺の鳴く夜は、怖ろしい」

というのが、あった。


一昨日、伊豆で泊まった山の家でも、その“奇妙な鳴き声”は聞こえていたが、

このところ、我が家の周辺でも、

夜になると、何処からともなく

“ヒュルルリ〜”という高音の不気味な鳴き声が聞こえてくる。


最初のうちは、

トンビの鳴き声かと思っていたが、


こんな夜中にトンビが飛んでいるわけはない?


それで、

コレこそ、伝説の生き物である“鵺”かと勝手に想像していた…。


私は、この手の話が好きで、

不思議な鳴き声に想像力が、どんどん膨らんで行くのを止められない性分だ。


鵺とは…どんな姿をしているのか ?

調べてみると、鵺を描いた絵は、みんな不気味だ。

鳥かと思えば、そうではなく大きな狸や犬のように見える絵もある。


古くは平家物語にも出てくるが

その中での鵺は、あくまでも得体の知れない生き物を指すらしい…




その鳴き声の“正体”が判明した。


数日前のこと、仕事関係者が

「うちの近くで最近、よくイノシシが夜中に鳴いていましてね。そちらでも鳴いていませんか?」

と聞いてきたのだ。


「 えっ!?どんな鳴き声ですか?」

と訊けば、


「ヒュルルリ〜、ヒュルルリ〜っていう…」


それで、思い当たった。


( あぁ、アレは鵺ではなくイノシシだったのか…)


ガッカリしたが、

まぁ、正体がはっきりして、やや安心ということもある。


それより、

なぜ、夜中にあんなに甲高い声で鳴いているのだろう…。




画像は、

故郷、益田の駅にあった、虫の音コーナー、
スズムシなら許せるが…

イノシシは、勘弁願いたい。





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