声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ネガティブな質問

2018-10-26 13:09:22 | Diary
今から三年前のちょうど今頃、

小池真理子さんの
「モンローが死んだ日」という小説を読んだ。


500頁に及ぶ軽井沢を舞台にした長編ミステリーだ。

その小説を原作にしたドラマが制作されるという。


主演は、草刈正雄さんと鈴木京香さん…

来年1月にBSでの放送だというが、今から、とても楽しみにしている。


その草刈正雄さんをゲストに呼んでの昼のインタビュー番組を観た。


その中で草刈さんが、

「妻からの電話で最初に(私だけど)と言われるだけで、何かあったのかとネガティブに受け取ってしまう」

と話されていた。

そのコメントに共感していると、


「何か、ネガティブに感じるような経験があったのですか?」

と、

男性アナウンサーが質問した。


一瞬、戸惑うような表情を浮かべた草刈さんは

「そりゃぁ、生きていれば色々ありますよ」

と、答えられた。


この男性アナは、ご長男の不幸を知らなかったのだろう…。

お昼の時間帯で、暗い話題を避けたい草刈さんの気持ちが伝わってきた。



インタビュアーには、下調べをしっかりする人と下調べせずに、臨む人がいる。

調べすぎると、面白味がないし

調べていないと、

今回のように受け手にとって答えづらい事やNGな質問をすることもある…


世間的に知られている事を、インタビュアーが知らなかったりすると

( この人は、何も知らないんだなぁ)

と、視聴者はシラけてしまう。





そういえば、

新人局アナ時代に

「アナウンサーと報道記者ほど、モノを知らないもんだ」

といっていた、RKCの報道部長の言葉を思い出した。



あの時代は、まだ良かったのかもしれない…

これだけの情報社会になると、

著名人や有名人へのインタビューは、
ますます難しくなってくる、ということだ。



画像は、

先だって、某クライアントからお土産に戴いた

ガトーフェスタハラダさんのお菓子の箱に付いていたパッケージ…

窓際の黒猫にホッコリ…。












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